2022年09月01日
アルゼンチン クリスティーナ・フェルナンデス・デ・キルチネル副大統領暗殺未遂事件発生
男はすでに逮捕されている。アニーバル・フェルナンデス国家安全相は、拳銃を調べている、と述べた。
Radio Habana Cuba、2022年9月1日
アルゼンチン当局は9月1日、ブエノスアイレスのレコレータ地区にある自宅へ戻る途中だったクリスティーナ・フェルナンデス・デ・キチネール (CFK)副大統領に対して拳銃での襲撃を企てた一人の人物を逮捕した。
現地メディアによると、当該人物はブラジル出身の35歳の男性で、口径22のバルサ製ピストルを所持していた。身元がフェルナンド・アンドレス・サバグ・モンティエルと判明し、現在アルゼンチン司法にゆだねられている。
現地新聞パヒナ12によると、国家安全省の関係者は、同容疑者が道路工事事件以来自宅の警護を行ってくれている支援者たちに挨拶をしていた副大統領に対して拳銃を取り出し狙った、と述べた。
容疑者がCFKの直前数センチのところで引き金を引いたとき、警護担当者たちが阻止した瞬間の様子が、現地の参加者複数が撮影した動画や、現地にあったカメラに記録された。
一方、アニーバル・フェルナンデス国家安全相は、「1人の人物が、近くにいた人たちから武器を持っていると指摘された。この人物は副大統領の警護要員によって逮捕された」、と語った。
CFKを狙ったピストルは5弾詰められていたが、スライドの位置がおかしかった。
テレスール(2022年9月1日)
Argentina: Detienen a persona armada que intentó contra vicepresidenta CFK (+Video)
https://www.radiohc.cu/noticias/internacionales/298092-argentina-detienen-a-persona-armada-que-intento-contra-vicepresidenta-cfk-video
2019年10月27日
アルゼンチン大統領選挙 左派のアルベルト・フェルナンデスが勝利 副大統領にクリスティーナ・フェルナンデス元大統領
2人のフェルナンデスのコンビがアルゼンチンの2019年大統領選挙を席巻し、勝利は「フレンテ・デ・トドス」の手に。
Cubadebate、2019年10月27日
開票率95.7%の段階で、「フレンテ・デ・トドス」(みんなの戦線)の候補者アルベルト・フェルナンデスが、1回目の投票で48%の得票率をあげ勝利した。選挙管理委員会によると、40.5%を獲得したマウリシオ・マクリ候補は2位に終わった。
3位には6.2%のロベルト・ラバーニャがつけ、そのあとをニコラス・デル・カニョ(2.2%)、フアン・ホセ・ゴメス・セントゥリオン(1.7%)、ホセ・ルイス・エスペルト(1.5%)が続いた。
アルゼンチンの選挙規則では、1回目の投票で45%以上を獲得した候補者が当選する、と定めている。
ブエノスアイレス州では、アクセル・キシロフが52.07%の得票率で圧勝し、マリア・エウヘニア・ビダルは36.09%だった。
またブエノスアイレス市で圧勝したのは、51.90%を獲得し1回目の投票で当選を決めたオラシオ・ロドリゲス・ラレータである。2位はマティアス・ラメンスで36.04%だった。
アルゼンチンの総選挙は81%の投票率で午後6時(現地時間)に締め切られた。
ロヘリオ・フリヘリオ内相は、きょうの選挙日は通常通り進んだ、と語った。「いくつかあった訴えは選挙裁判所で分析される」、と内相は述べた。
フリヘリオ内相はまた、投票率は予備選のときよりもずいぶん高かった、と語った。「有権者の80%以上が投票に行った。これは予備選よりも高い割合である」、と内相は話した。
クリスティーナ・フェルナンデス(左)とアルベルト・フェルナンデス(右)
フレンテ・デ・トドスの支持者
クリスティーナ・フェルナンデス 勝利演説(2019年10月27日)
アルベルト・フェルナンデス 勝利演説(2019年10月27日)
マウリシオ・マクリ 敗北演説(2019年10月27日)
(パヒナ12とテレスールの情報による)
Alberto Fernández es electo presidente de Argentina en primera vuelta
http://www.cubadebate.cu/noticias/2019/10/27/alberto-fernandez-gana-en-primera-vuelta-las-elecciones-en-argentina/#.Xbc9lej7TIV