2017年03月17日
イスラエルはアラブ地域の脅威 89%のアラブ諸国民が回答 ACRPS調査
イスラエルの軍隊
アラブ政治調査研究センター(ACRPS)が3月14日に発表した調査結果によると、アラブ諸国民の89%がイスラエル政府を当地域の脅威と考えていることがわかった。
ACRPSによると、81%の人が、米国によって進められている政治は当地域の不安定化をただ煽っているだけのものであると考えており、また、86%がアラブ諸国がイスラエルを公式に認めることに疑問を持っている。
この調査は、84人の研究者によって、アラブ諸国12カ国(サウジアラビア、クエート、ヨルダン、パレスチナ、レバノン、エジプト、スーダン、チュニジア、アルジェリア、モロッコ、モーリタニア)の1万8310人を対象におこなわれた。
イスラエルの第一首相Benjamín Netanyahuが「アラブ諸国民にとっての頑迷な敵はイスラエルではなくイランである」と繰り返した数日後に、このアンケートの結果は発表されたが、アラブ諸国民の考えはまったく別のものだった。
ACRPSによれば、「イスラエルと米国はアラブ世界の安定と安全にとって最大の脅威である」。
この調査ではまた、マスメディアが伝える内容とは反対に、アラブ諸国民の89%は、イスラム国(ダエッシュ)を自称するテロリスト集団を拒否しており、そのイデオロギーを支持しないと表明している。
「ダエッシュの行動はイスラム地域とは何の関連もない」、と回答者たちは表明し、このテロリスト集団に対して西側メディアが与えているイメージにおける政治的印象操作を批判した。
*元記事
Telesur、2017年3月17日
El 90% de los árabes ven a Israel como amenaza de Medio Oriente
http://www.telesurtv.net/news/El-90-de-los-arabes-ven-a-Israel-como-amenaza-de-Medio-Oriente-20170317-0023.html
Encuesta indica que 90% de los árabes ven a Israel como amenaza para la región
http://www.cubadebate.cu/noticias/2017/03/17/encuesta-indica-que-90-de-los-arabes-ven-a-israel-como-amenaza-para-la-region/#.WM6zTtLhDIU