2017年07月07日
ダチェル・ドゥケンス インタビュー「誰も米国には負けたくない」 対抗戦初勝利に貢献
Trabajadores、2017年7月7日、Joel García León記者
第16回キューバ米国野球対抗戦でのキューバの初勝利には、カギとなる一人の選手がいた。先発したダチェル・ドゥケンスである。このシエゴ・デ・アビラの投手は今回のキューバ代表チームの投手陣のなかでも最も新顔の一人であり、今後長い間代表チームでの活躍が期待される。
ドゥケンスは段の上にあがり、試合を見た子どもたちにサインボールを渡しながら、われわれの素早い即興の質問に答えていった。7回を投げ、3安打無失点、5奪三振、2与死球というすばらしい投球を見せた試合後である。
「私はそれまでの3試合を注意深く観察していて、米国の選手たちは速球には強いとわかっていた。それで常に制球を心がけて、最初にカウントで追い詰めて、そのあと変化球を働かせるよう集中した。このように7回まで試合を進められた」
- そうして104球。まだ投げたそうでしたが。
7回で終わるとは知らなかった。ベンチに戻ってからコーチ陣に言ったんだ。残り2回も完投したい、チームにもさらに刺激を与えたいと。コーチ陣からはリードが7点もあるのでもう終わりだと説得された。そのあとリオミルが来て試合を締めた。
- あなたにとって国際大会におけるもっとも重要な一日となったのでは。
カンナム・リーグでは、いい登板ができていなかったが、6月27日はいい立ち上がりでリーグを終えた。その日はロックランドに4対3で勝ち、リオミルがリリーフした。このときここでやれる自信がついた。今回の対抗戦はとても重要な大会だ。なぜなら相手が米国で、誰も彼らには負けたくないからだ。試合前に会った駐米キューバ大使館書記官(ミゲル・フラガ)が私たちにこう言ったんだ。カンナム・リーグ以降の負けにもかかわらず、キューバ国民はあなた方を支持している、勝つことを決してあきらめないようにと。このことは全員を勇気づけ、われわれは今度の金曜日には二度目の勝利を目指している。
- 米国の大学選抜チームについてはどういうふうに見ていますか。
誇張なくすぐれたレベルにある。一番打者のマドリガルと、三番から五番にかけてはとても注意した。彼らのことはよく研究していたし、彼らの中でもこの4人はもっともすぐれた打者だからだ。しかし今日は私の日となった。制球のある投手は90%の確立で勝つ。このことを再び学んだし、実際それを私は実行した。
Dachel: “a nadie le gusta perder contra EE.UU.”
http://www.trabajadores.cu/20170707/dachel-nadie-le-gusta-perder-ee-uu/
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