ダーラム・ブルズ・アスレチック・パークでおこなわれたキューバと米国の野球親善試合第二戦は、米国が5対1で2連勝した。
米国は初回にスティール・ウォーカーが、ピナールの右腕ブラディミール・バーニョスから2点本塁打を放ち、先制した。バーニョスは2回の2死までしかとれなかった（0勝1敗）。キューバリーグ16年目の左腕は、2回にニック・マドリーガルの安打とトラビス・スワガーティの二塁打を浴び、合計5点を失って降板した。
代わったカマグエイのホセ･ラモン･ロドリゲスは、5回1/3を無失点に抑える好投を見せたが、米国の有利は動かなかった。
キューバの貧打の打撃陣のなかではラウル･ゴンサーレスがもっとも活躍し、チーム全体の5安打のうち一人で3安打を放ち、唯一の得点もあげた。7回裏にヨルダニス・サモンの内野ゴロでホームに還ったものだった。
米国の左腕スティーブン・ジンジャリー（1勝0敗）はキューバ打線を沈黙させ、5回を投げ、16人の打者に対して55球という余裕の投球で、3被安打のみ、1奪三振だった。米国のリリーフ陣はそれほど効果的ではなかったが、4回で2安打、7三振、四球、1失点（ジェイク・マッカーシー中堅手の失策による）だった。
今週火曜日の第三戦に向けて、ロヘル･マチャド監督は、先発にサンティアゴの左腕ウルフリード･ガルシアを指名した。第三戦での米国の勝ち越し決定を阻止し、キューバ初の勝利を目指す。
米国は2012年以来、通算15勝12敗と優位に立っている。
参考（試合経過）
Tope de Béisbol: Estados Unidos gana 5-1 y pone la serie 2-0
http://www.radiorebelde.cu/noticia/cuba-vs-usa-serie-amistosa-2017-jugada-por-jugada-partido-2-20170703/
Tope de Béisbol: Estados Unidos gana 5-1 y pone la serie 2-0
http://www.radiorebelde.cu/noticia/tope-beisbol-estados-unidos-gana-5-1-pone-serie-2-0-20170704/
