2017年05月03日
リバン・モイネロ 日本で一番の投手になりたい ソフトバンクとの契約間近
guerrillero、2017年5月3日、Victor Manuel Blanco González記者
2015年にプエルト・リコのサン・フアンで開催されたカリビアン・シリーズでピナール・デル・リオ代表として出場した際のすぐれたパフォーマンスによって、当時弱冠19歳だったリバン・モイネロは、わが国のもっともすぐれた左腕救援投手に登りつめた。
それ以来、このピナールの投手は日本リーグによって待望されていたが、まだ日本プロリーグへの移籍は具体化していない。
しかしモイネロ投手本人によれば、その待機も終了し、近々ソフトバンク・ホークスとの5年契約が公式発表される。
「WBCに出場していたときに、契約がおこなわれるという知らせを受け取った。大会での私の結果から考えても思いもよらないことだった。とても素敵な経験になると思う。ソフトバンクがその門戸を私に開いてくれるのを期待している。」、とモイネロは今週、本紙に語った。
「日本で達成したい目標がたくさんある。まずリーグで一番の投手になりたい。そしてキューバ野球が持っている質を示したい。」。
それらの目標を達成するためには、重要な文化や言語の壁を乗り越えなければならないことを、この地元投手はわかっている。それらはこのレベルの選手にとっても障害になりうるだろう。
「キューバとは対照的になるだろう。私はあまり経験がないが、デスパイネと話したら彼は私にこう言った。たくさんトレーニングし、多くの規律を維持しなければならないと。それが私にとっていかなる障害でもないことを期待する。選手は課せられたトレーニングの負荷に適応しなければならない。」
「日本の選手たちは多くの規律を維持しており、それを私はWBCで確認することができた。投げ込みや、気候や、少し複雑な言語に適応しなければならないが、私はいかなる問題もないだろうと思っている」。
もっとも気を使わなければならない分野は何かという質問に対しては、強調して次のように回答してきた。
「制球、制球、きびしい制球・・・」
まだ日本に到着する正確な日付はまだ知られていないが、モイネロは休むことはなく、最適な状態で日本に着くようトレーニングを続けている。
「私はチームの新監督とトレーニングを続けている。いま若手選手たちは海岸のほうにおり、私はいくことができなかったが、しかしいかなるときでもトレーニングは怠っていない。いまブルペンセッションをおこなっている。日本では多くの投げ込みをするからね。」
自身のチームへの言及を利用して私はひとつの質問を投げかけた。ピナール・デル・リオのファンが気にかけていることだ。「ソフトバンクとのレギュラー・シーズンがいったん終わったら、国内リーグに戻ってピナールでプレーしますか」。
「うん、もちろんだ。私は一度もノーと言ったことはない。シリーズ中は私はここにいて、私が球場で投げる姿をみなに見せる。もしチームが私を必要とするなら私は躊躇しない。このチームのメンバーであり続ける。」
最後に私は、答えるのがしんどいであろうひとつの質問をした。「生まれたばかりのお子さんをここに残して出発するのはどんなお気持ちですか」。
「それは確かに恋しくなるだろうね・・・」
一拍おいた彼は、自身の直球のようにすばやく、その庶民的な性格をあらわす返事を返してきた。
左腕リバン・モイネロは、日本プロ野球と契約した3人目のキューバ投手となる。2シーズン務めたイスラ・デ・ラ・フベントゥのエクトル・メンドーサ投手、直近のライデル・マルティネスの二選手に続くものである。
昨季のレギュラーシーズンでモイネロは8勝4敗、36イニングを投げ36奪三振、防御率は3.25だった。
Liván Moinelo: “Tengo muchas metas por lograr en Japón”
http://www.guerrillero.cu/deportes/1423-livan-moinelo-tengo-muchas-metas-por-lograr-en-japon.html
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