レニン・モレーノはエクアドルの新大統領に決定した
エクアドル大統領選挙はレニン・モレーノ・ガルセスが勝利した。同国の全国選挙評議会(CNE)が明らかにした。今週月曜日(4月3日)の午前11時、投票率99.07%時点で、アリアンサ・パイス(祖国同盟)の正副大統領候補モレーノとグラスが、CREO(機会創出運動)のラッソとパエスのコンビを2.32%上回った。この数字は公式発表され、市民革命が新自由主義を打ち破った。
CNEのフアン・パブロ・ポソ委員長は、モレノが現時点で22万9376票上回り、勝者である、と発表した。勝利したアリアンサ・パイス(祖国同盟)は勝利を祝い、モレーノはツイッターに次のように書いた。「私たちを支持してくれた数百万人のエクアドル国民に感謝する。きょう民主主義が勝利した。きょうエクアドルが勝利した。非常に感動している。心の奥底から感情が湧き出ている。」。
モレノを支える副大統領は、ラファエル・コレア政権でも同職を担ったホルヘ・グラスである。
CNEはツイッターでも、エクアドル共和国の正副大統領選挙の最新公式結果を発表した。投票率99.07%で、レニン・モレーノ ー ホルヘ・グラスのコンビが51.16%の504万4425票を獲得、ギジェルモ・ラッソ ー アンドレス・パエスのコンビが48.84%の481万5049票を獲得した。
「エクアドルは政治参加と民主主義の見本を世界に示した。この投票結果を尊重することは、自由な形で民主主義的に投票所に足を運んだ一人ひとりの国民を尊重することだ。」、とポソ委員長は投票結果を発表したあとに語った。
「ここでは誰も投票を譲ったり奪われたりしていない。われわれは国家に対して義務を果たした。民主主義に対しての義務を果たした。投票所で示された主権の意思に対して義務を果たした。」、と選挙評議会委員長は締めくくった。
敗者の銀行家ギジェルモ・ラッソの反応は予想された通りのものだった。彼は、投票の集計を担当する当局を、何の根拠もないまま詐欺で訴えた。投票結果が発表されるとほぼ同時にラッソは、ツイッターで訴えの声をあげ、支持者たちに対して、「私の投票を盗むな」というスローガンのもと街頭に出よ、と扇動した。
「CREO−SUMA同盟の代表者たちはそれぞれの課題を提示していく。人民の意志が侵されるのをわれわれは許さない」、とラッソはSNSを通じて語った。
祖国同盟の勝利者たち、副大統領のホルヘ・グラス(右)とその隣に大統領レニン・モレーノ
Lenín Moreno gana las elecciones presidenciales en Ecuador
http://www.cubadebate.cu/noticias/2017/04/02/lenin-moreno-es-elegido-presidente-de-ecuador/#.WOM6ANLhDIU
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