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2017年03月03日

WBC歴代ベストナインにセペダ、セスペデスら MLB.com選出

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MLB.com、2017年3月3日、Matt Kelly記者

WBCでは組織委員会によって各大会終了時にべストナインが選出される。これは大変な名誉であり、世界のトップ選手のなかでもさらに抜きん出た能力を持っていることが明らかにされる。

しかし現在までWBCは三大会おこなわれているため、MLB.comではさらに一歩進んでみることを決めた。WBC2017年大会を間近にひかえ、WBCにおける歴代ベストナインを選抜するために過去を検証してみた。

この選抜は大会での各選手の働きに基づいて決定したが、必要とされる試合出場数などには制限がない。そのため、複数大会での実績と、一大会のみでの成績とが、同じ重みを持つ。

選抜は以下の通り。

捕手:イバン・ロドリゲス、プエルト・リコ
WBC成績:12試合、打率.366(41打数15安打)、3本塁打、7打点、6四球、9得点

パッジ(ロドリゲスの愛称)は特に2009年大会で顕著な活躍をみせ、打率.500、長打率.950、長打5本でチームを牽引し、大会ベストナインにも選ばれた。

一塁手、ミゲル・カブレラ、ベネズエラ
WBC成績:17試合、打率.270(63打数17安打)、5本塁打、12打点、7四球、11得点

カブレラはマーリンズでプレーするルーキー選手だった23歳のときに、WBC2006年大会に出場し、はじめの2試合で2本塁打を含む7打数4安打という成績を残した。2009年大会ではベネズエラが銅メダルを獲得する原動力となった。自己の本塁打数は大会史上第二位の座を維持しており、今大会で記録更新の可能性がある。

二塁手、ロビンソン・カノー、ドミニカ共和国
WBC成績:11試合、打率.400(45打数18安打)、2本塁打、6打点、4四球、8得点

2017年大会にも出場が発表されているドミニカ共和国のカノーは、2009年の一次ラウンド敗退の雪辱を、2013年の優勝で果たし、チームに貢献した。大半の打撃部門でチームトップだったカノーは、大会MVPに選ばれたチーム初の選手となった。

遊撃手:ジミー・ロリンズ、米国
WBC成績:15試合、打率.365(52打数19安打)、1本塁打、4打点、8得点

ロリンズは2008年フィリーズのワールドシリーズ制覇に貢献し、その勢いで翌春のWBCでは打率.417を打ち、米国チームにチーム史上唯一の準決勝進出をもたらした。

三塁手:ホルヘ・カントゥ、メキシコ
WBC成績:15試合、打率.317(63打数20安打)、4本塁打、17打点、2四球、7得点

この三塁にはすぐれた候補選手が複数おり、選抜にはもっとも骨が折れた。ドミニカ共和国のアドリアン・ベルトレー、キューバのユリエスキ・グリエル、そしてカントゥ。このメキシコ人選手の数字はそれほど圧倒的な数字ではないが、特に2009年大会での活躍は印象的であった。その大会で打率.360、2本塁打、5二塁打、6打点を残し、メキシコチームに二次ラウンド進出をもたらした。

左翼手:ヨエニス・セスペデス、キューバ
WBC成績:6試合、打率.458(24打数11安打)、2本塁打、5打点、1四球、5得点

セスペデスはキューバ亡命以前に一度だけWBCに出場しているが、その2009年大会におけるパワー、スピード、打率、守備によって、その後大リーグに登場するスターは初めて注目された。

中堅手:カルロス・ベルトラン、プエルト・リコ
WBC成績:21試合、打率.278(72打数20安打)、3本塁打、9打点、15四球、13得点

現在、中堅手としてプレーするためのスピードは持たないかもしれないが、ホームへの投球での驚異的な強肩と圧倒的な守備範囲の広さを見せた全盛期の彼を私たちは選びたい。このスイッチヒッターは大会史上最多の21試合でプレーし、4盗塁(史上2位タイ)、20安打(史上3位タイ)、6二塁打(史上3位タイ)、13得点(史上4位タイ)、35塁打(史上5位)などさまざまな大会通算記録の上位に位置している。39歳のベルトランはカブレラに並び、WBC四大会に出場する数少ない選手の一人となる。

右翼手:鈴木一郎、日本
WBC成績:17試合、打率.312(77打数24安打)、1本塁打、10打点、4四球、14得点

日本でもっとも有名なこの野球選手はまた、WBCでも顕著な活躍を残している。イチローは今大会には出場しないが、ここまでの77打数はグリエルに続き大会史上2位である。またイチローは24安打(史上2位タイ)、14得点(史上3位タイ)という大会通算記録の上位にも位置している。

しかし、日本のファンがもっとも覚えているのは、はじめの二大会での日本チームの金メダル獲得に貢献したことである。2009年大会決勝10回での2点適時打はこの若き王者の歴史上もっとも偉大な瞬間であったかもしれない。

指名打者:フレデリク・セペダ、キューバ
WBC成績:20試合、打率.449(69打数31安打)、6本塁打、23打点、15四球、17得点

セペダはWBCで69打数の機会を持ち、そこで残した成績は、打率.449、OBP.548、長打率.885という驚異的な数字である。本塁打、打点、得点、安打、二塁打(8本)、塁打(59)各部門の通算記録を持つ、WBC大会のキングである。

セペダは今月WBCで4度目のキューバのユニフォームを着るころには37歳間近になっている。これまでの実績に基づけば、ベストナインの中心に据える打者として、彼以上の選択肢はない。

投手:松坂大輔、日本
WBC成績:先発6度、6勝0敗、防御率1.95、23三振、27.2回

ほかの候補がいるだろうか?大会MVP二度獲得の松坂は、国際舞台での不動の投手となり、日本での活動を封印した。日本が制覇した二大会で各3勝0敗を記録し、2006年キューバとの決勝戦および2009年米国との準決勝の勝利投手となった。松坂は2013年大会には出場しなかったが、23三振という大会通算記録保持者である。

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El Equipo Todos Estrellas en la historia del Clásico Mundial de Béisbol
http://m.es.mlb.com/news/article/217825998/el-equipo-todos-estrellas-en-la-historia-del-clasico-mundial-de-beisbol/



posted by vivacuba at 12:50| Comment(0) | TrackBack(0) | beisbol
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