2017年01月14日
グランマのカルロス・マルティ監督 われわれにも勝機はある キューバ野球リーグ準決勝最終戦前インタビュー
Trabajadores、2017年1月14日、 Joel García León記者
グランマのカルロス・マルティ(Carlos Martí)監督は、マタンサスとの準決勝第六戦での勝利後、ひとつひとつの質問に、満足そうに、落ち着いて、冷静に答えながら、明日日曜日の最終戦においては両チームともに同じく勝機がある、と断言した。
「いろんな予想がありうると思うが、私たちは第七戦に勝つ可能性を持っている。」、と1月15日に歴史をつくりうる監督は語った。1989年に同チームを率いて第三位という最良の結果をもたらしている監督は、今回のプレーオフでマタンサスに勝てば、そのときの結果を上回る準優勝以上という結果を達成することになる。
「きょうの第六戦はとても張り詰めた試合だった。マタンサスはなかなかチャンスを許さないチームだ。しかし私たちにはエンテンサ(Entenza)がおり、すぐれたリリーフのラエラ(Lahera)がおり、今夜本塁打を放ったギジェルモ・アビレース(Guillermo Avilés)がいた。これが試合を決定づけた。」、と述べた。
記者会見でグランマの監督は、第七戦の先発がラサロ・ブランコ(Lázaro Blanco)であることを確認した。またきょうの試合の7回にヨルダニス・サモン(Yordanis Samón)がベースではなく野手に向けてスライディングしたことについて、守備妨害を認めなかった審判の判断には不同意を示した。
きょうの勝利の立役者のひとり、ギジェルモ・アビレース(Guillermo Avilés)は、「きょうの試合で特別なことはなにもなかった。準備はいつもどおりだったし、相手投手をうまく攻略し、狙っているコースを打つことを心がけただけだ。最初はホンデルの直球、次はベタンコートの変化球を狙った。」、と説明した。
きょうの勝利のもうひとりの立役者、ノエルビス・エンテンサ(Noelvis Entenza)は、相手チームのマタンサスへのリスペクトを口にした。「自分の仕事をなすことだけに集中した。今夜はよい結果になるだろうと思っていたよ。試合前の準備もとてもうまくいっていたし、そのあとのウォーミングアップでもとてもよい状態だったから。打者ひとりひとりに集中して、結果が出せた。」
3月の第四回WBCへの参加意欲についてはこう答えた。「いつもどおり自分の仕事を続けていく。自分が召集されるなら歓迎だ。その決定は他の人たちがおこなうことだ。いま自分は加入しているチームで自分の仕事をうまくやることに集中している。」
敗者チーム監督ビクトル・メサ(Víctor Mesa)は、第六戦の6対9での敗戦のあと記者会見にも出席した。「守備で失敗した。明日もまた失敗したらもう一度負けるだろう。わがチームは左翼の守備に問題がある。ユリスベル・グラシアル(Yurisbel Gracial)が捻挫して欠場しており、プレーすることができなかった。」
「もう一試合というのは骨がおれるが、成し遂げなければならない。一番の批判は、ジョンデル・マルティネス(Jonder Martínez)とダニー・ベタンコート(Danny Betancourt )をフランク・カミロ(Frank Camilo)捕手のところで左腕アビレース(Avilés)に変えなかったという点で、さらには三塁へのフライに対するエラーもあった。」
明日の予定についてはこう締めくくった。「ジョアニ・ジェラ(Yoanni Yera)が先発だ。ラサロ・ブランコ(Lázaro Blanco)を打ち崩せたら勝機が出てくるだろう。ラインアップを変えるかもしれないが、まだ決めてはいない」。
“Tenemos posibilidades de ganar el séptimo juego”, Carlos Martí
http://www.trabajadores.cu/20170114/tenemos-posibilidades-ganar-septimo-juego-carlos-marti/
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