2024年05月05日
エア・チャイナ キューバへの運航再開 5月17日より
北京-マドリード-ハバナのルートは、週2便(CA865とCA866)運航される
Cubadebate、2024年5月5日、Oscar Figueredo Reinaldo
アジアの大国中国のフラッグ・キャリアであるエア・チャイナが、5月17日からキューバでの運航を再開し、これにより両国間の関係がよりいっそう強化される、とキューバにおける同社の代表者、Zhang Xinが本サイトに語った。
キューバでのエア・チャイナ代表者Zhang Xinは、ハバナへの直行便は週二便運航されるが、将来的には頻度を増やすことが見込まれている、と説明した。
「将来的には、航空便と貨物運送サービスを増やすために、より便利ですぐれたサービスを提供することに集中していく」、とZhangは述べた。
同幹部は、ハバナからマドリード、北京間の航空便の運賃について詳しく説明した。
ハバナからマドリードへの片道運賃は406米ドルで、往復運賃は602米ドルであり、この両方の場合とも手荷物と無料の受託荷物2個を含む。これは他の航空会社と比較してひじょうに競争力があるものになっている。
ハバナから北京への航空便については、片道運賃が812米ドルで、手荷物と無料受託荷物1個を含む。ハバナから北京への往復運賃は1350米ドルで、これも手荷物と無料受託荷物1個を含む。
エアチャイナは2015年からキューバで運航していたが、新型コロナウイルスのパンデミックのため活動を停止した。最近、キューバ当局は、キューバという目的地への関心を引き起こし、キューバの観光産業の回復に貢献するという目的で、キューバと中国を含む他の国のあいだの直行便を増やしたいという希望を表明した。
キューバ観光省アジア部門のエリザベス・ベラ顧問は、北京とハバナ間の直行便の再開をふまえ、中国からキューバへの観光促進のため、中国の旅行代理店とキューバ企業による共同戦略に取り組む、と説明した。
ベラ顧問は、キューバをカリブ地域における中国人観光客の好む行き先にするという目的をもって、中国の観光の好みに合う観光商品を開発している、と述べた。
クバーナ航空のジョアンカ・アコスタ商業局長は、キューバと中国のあいだの経済戦略を促進するために、航空会社と観光業との結びつきを強化する重要性を強調した。アコスタ局長は、今回のエアチャイナの運航再開は、アジアの国、中国との大きな交流機会を開くものである、と強調した。
公式統計によると、2019年に中国は、キューバへの旅行者がおよそ4万5000人おり、キューバへの旅行者をもっとも送り出した国々の13位を占めた。2023年3月、ハバナトゥールと、中国のツアーオペレーター「Tumei International Travel」は、中国人観光客のキューバ訪問を促進するための同意書に調印した。
キューバTV(2024年5月4日)
Air China vuelve a volar a La Habana
http://www.cubadebate.cu/noticias/2024/05/05/air-china-vuelve-a-volar-a-la-habana/
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