2021年07月23日
ニューヨークタイムズが世界の著名人400人の公開状掲載 バイデン大統領にキューバ封鎖の撤廃を要求
Radio Habana Cuba、2021年7月23日、PL
米国の日刊紙ニューヨーク・タイムズはきょう(7月23日)、トランプ前政権が承認したキューバに対する一方的な措置を廃止するようジョー・バイデン大統領に求める400人以上の著名人が署名した手紙を掲載した。
知識人、芸術家、政治家、学者、宗教家、法律家らが賛同したこの文章は、キューバに対する封鎖に新たに243もの制裁を追加したドナルド・トランプ政権(2017-2021)下で制定された「残酷な」法律を撤廃するための「緊急公開状」である。
「レット・キューバ・リブ」(キューバを生かせ)のサイトで確認できるこの文書は、ブラジル元大統領ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバやエクアドル元大統領ラファエル・コレアらのほか、米国のアーティストであるダニー・グローバー、スーザン・サランドン、ジェーン・フォンダ、マーク・ラファロらの署名を集めている。
この封鎖に反対する呼びかけはさらに、英国のジェレミー・コービン(労働党元党首)、全米教会協議会の聖職者ジム・ウィンクラー、ノーベル平和賞受賞者アドルフォ・ペレス・エスキベル、コードピンクやブラック・ライブス・マターなどの組織の支持を得ている。
「とりわけこのパンデミックの時期に、意図的に送金を妨げ、キューバ側が全世界の金融機関を使用するのをブロックすることは、われわれには信じがたいことに思える。これらはキューバへ食糧や医薬品を輸入するのに必要なものであろう」、と公開状は述べている。
「キューバ国民を支援する」、とバイデンは7月12日に発言したが、きょうニューヨーク・タイムズでの公開状のなかで著名人たちは、もしそれが本当ならば、「トランプによる規制を元に戻し、キューバを足元に存在する敵として取り扱うのを止めるべきである」、と述べている。
「封鎖を終結させるプロセスの開始を再開せよ」と提案すると同時に、6月23日には国連の大多数の国々がキューバへの制裁撤廃を支持して投票したことを指摘した。
公開状は最後に、その政権の終わりの数年間にワシントンとハバナ間の関係の正常化プロセスを促進したバラク・オバマ元大統領が推し進めた道筋を再開するよう、現在のホワイトハウスの主に要求した。
キューバTV(2021年7月23日)
プレンサ・ラティーナTV(2021年7月23日)
Publica The New York Times carta de más de 400 personalidades del orbe que urgen a Biden a levantar
bloqueo a Cuba
https://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/264751-publica-the-new-york-times-carta-de-mas-de-400-personalidades-del-orbe-que-urgen-a-biden-a-levantar-bloqueo-a-cuba
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