2021年04月30日
キューバ野球カリブカップ代表チーム 五輪予選代表候補チームを破る 対抗戦第一試合
Radio Rebelde、2021年4月30日、Guillermo Rodríguez Hidalgo Gato記者
キュラソーでのカリブカップに出場するキューバチームが、フロリダでの五輪予選の代表候補チームを7対5で破った。これは両チーム間でおこなわれた最初の試合だった。
パブロ・シビル率いるカリブカップ代表チームは、打撃陣が11安打を放ち、とくにダニエル・ペレスとヘイセル・セペダが3打数2安打と活躍した。守備では2失策を喫し、それで不要な3点を失った。
シビル監督は、セサル・ガルシア、レンネル・リベロ、ナイケル・クルース、フランク・アルバレスの4投手を起用した。この4月29日に22歳の誕生日を迎えたマタンサスの左腕ナイケルが、1イニングを投げ2奪三振1四球の成績で勝利投手となった。
「とても気分が良かった。マウンド上では自信が持てたし、登板するたびに事がうまく運ぶよう心掛けている。ロドルフォ・コレアとシーロ・シルビーノ・リセアの2人のコーチには、変化球のコントロールを改善するのをとても助けてもらった」。
ナイケルは、主に救援投手として働いてはいるが、先発を好む投手である。「現在は救援だが、先発のほうが好きだ。というのは少しだけ多く休める可能性があるからなんだ。救援の場合にはほとんど毎日準備していなければならない」。
フランク・アルバレスは、2回を投げ1失点で、セーブをあげた。「精神的にとてもしっかり準備したよ。キューバの最高の打者たちの何人かと対戦するのだから。私は若い投手だし、ここで一緒にやっている実績ある選手たちと経験を積んでいかなければならない」。
アルバレスは、キューバ野球における最大の才能を持つ投手の一人であり、近い将来にメインの代表チームに選ばれるよう切望している。「ここでの私のすべてのパフォーマンスは二重の意図がある。ひとつはキュラソーでの今回のイベントに備えることであり、もうひとつは五輪予選代表の座を獲得することである」。
6回の表に、マタンサスの捕手アンドリィス・ペレスは2点本塁打を放ち、国のメインチームとの試合での勝利を最終的に決めた。「数日間試合をしていなかったが、いいミートを心がけて、直球をしっかり打ったら、それが本塁打になった」。
わずか20歳のアンドリィスは、キューバ野球の最も有望な捕手の一人である。「毎日改善するよう心掛けている。この自分の若さで今回のカリブカップで自国を代表できるということは自分にとって誇りだ」。
五輪予選の代表候補チームとキュラソーへ向かうチームとの最初の試合で、シエンフエゴスのダニエル・ペレスは、3打数で2安打を放った。「個人的にとても気分がよかった。いつものように楽しみながらグラウンドに出た。勝利を達成したということが最も重要なことだ」。
アルマンド・フェレール監督率いるA代表チームの打撃陣では、フレデリク・セペダが3打数2安打、ヨルダン・マンドゥレイが4打数2安打、ライコ・サントスが4打数で1本塁打を放った。
このニュース音声はこちらから。
TVユムリ 対抗戦第一試合 試合実況音声のみ
El Cuba B venció a la preselección del Preolímpico (+Audio)
https://www.radiorebelde.cu/noticia/el-cuba-b-vencio-a-la-preseleccion-del-preolimpico-audio--20210430/
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