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2021年01月28日

リバン・モイネロ 日本渡航前インタビュー 

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リバン・モイネロ

Radio Rebelde、2021年1月28日、Guillermo Rodríguez Hidalgo Gato記者

第60期キューバ野球リーグのプレーオフにおけるもっとも重要な魅力の一つは、キューバ最高の投手となった左腕リバン・モイネロの登板を見ることである。

モイネロは、他の多くの選手とは違い、米大リーグに次ぐ世界第二のリーグとみなされている日本リーグで実績をあげてきた。

われわれは、準々決勝でサンクティ・スピリトゥスと対戦するピナール・デル・リオチームの休養日を利用して、この驚異的な選手について、さらに詳しく知ることに決めた。

同市のホテル・パサカバージョの廊下を歩いているモイネロを見た人は、この痩せた、素朴な若者が日本野球で昨季の最優秀救援投手だったとは想像しないだろう。

トレーニング中には、モイネロが同僚で中日ドラゴンズのライデル・マルティネスやコーチのラシエル・サンチェスと話している内容を聞き取ろうと努めた。人生にこんな機会はめったにあるものではない。

数分後にインタビューを開始した。まずは2020年にソフトバンクホークスで達成したことから始めなければならなかった。「まずはインタビューとてもありがとう。この結果はトレーニングでの多くの犠牲と忍耐のおかげだ。多くのこと、とりわけコントロールを改善し、そのあと腕を鍛えたことによって、スピードも出せるようになった」。

モイネロにとって日本での投手訓練は特に重要なものだった。「マウンド上で投げることを学んだ。そこに私の成功があり、繰り返すが、すべてはコントロールに由来するんだ」。

現在25歳のリバン・モイネロは、ホークスのファンにとってのアイドルになった。「ファンはわれわれに適合しているし、われわれも彼らに合っている。登板するたびにキューバ国旗が見えるし、スペイン語でわれわれの名前をコールする。調子の悪い日でも、つねに応援してくれる。これはここキューバでわれわれが学ぶべきことだ。われわれの調子が悪ければ、ファンはわれわれを励ましてほしい。パフォーマンスはつねに同じではないし、ゲームもひとつひとつすべて違うのだから」。

リバンにとっては、福岡ドームで投げるよりも、カピタン・サンルイス球場で投げるほうがより厳しくなる。「いっそう難しいんだ。ここでは自分の仲間、地元の県、そしてキューバとの約束があるからね」

言葉の問題は、モイネロが乗り越えなければならなかった障害の一つである。「これはとても複雑だ。文化もそうだ。私が常に言っているのは、日本は他のどの国とも違うということだ。食べ物については、私は自分で料理している。これはレシピをいくつか教えてくれたアルフレド・デスパイネのおかげだ(笑)」。

しばしばモイネロは家族と、とりわけ妻と子供二人と一緒に、いることができる。「彼らは1年のうち3か月向こうに来て、私といる。そのときだけでも、人は落ち着くことができるし、つねに大事な家族の暖かさを味わうことができる」。

リバン・モイネロは、キューバ野球連盟のもと、いつかメジャーリーグでプレーすることを期待している一人である。「その扉が開けばなあと思う。自分のためだけでなく、そこでプレーするに値する能力をもった選手がここにはいるからね」。

モイネロは、この時期にはシーズン前のトレーニングのブルペンで投げていたはずだったのに、と話した。「どういうわけか、今年の日本でのリーグはとても長く、自分は12月に終わったので、家族と過ごすために休養を取っている。本来今頃はトレーニングのプルペンで投げていたはずだったので、それで少しだけ直球を多く投げた。知られてないことだが、現在の私の仕上がり具合は50%にも満たない。まだストライクゾーンを調整中だし、いつもの自分のコントロールを持っていない。シーズン開始前に向けて準備しているかの状態なんだ」。

ピナール・デル・リオ出身の卓越した左腕モイネロは、わが国のリーグの審判の働きについて、とりわけストライクゾーンに関係することについて、言及した。「ここの審判はすぐれているが、まだ改善できるところもあるとは思う。もしかしたら私が間違っているのかもしれないし、これについて自分が正しいと言いたいわけではない。私には自分がなすべき仕事があり、彼らには判定する役目がある。ストライクに取ってもらえないのなら、さらに真ん中に投げるだけさ」。

モイネロは五輪に出ることを夢見ている。「まず五輪に出ること、それからもちろん、WBCで優勝すること」。

リバン・モイネロは第60期キューバ野球リーグで優勝を目指すピナール・デル・リオチームの力となる意思を100%示している。「私とライデルがいるから、6回以降にわれわれに勝つのはいっそう難しいだろう。また、若い選手たちもしっかり働いている。足りないのは打撃陣の圧力と、得点力だけだ。今季われわれのライバルチームはピナール・デル・リオチームに驚きを感じることだろう」。

このニュースとインタビュー音声はこちらから。





リバン・モイネロ最新インタビュー

Liván Moinelo: “Ahora estuviera haciendo bullpen en Japón” (+Audio)
https://www.radiorebelde.cu/noticia/livan-moinelo-ldquo-ahora-estuviera-haciendo-bullpen-en-japon-rdquo-audio--20210128/
posted by vivacuba at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | beisbol
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