Radio Habana Cuba、2020年8月10日、PL
きょう月曜日（8月10日）新型コロナウイルス感染症の新たな蔓延再開を食い止めるためにキューバで発表された措置に、ハバナでの都市バスの運行中止と、西部地域からの移動制限が加わる。
県防衛評議会（CDP）と交通省によって決められたことに従って、日曜日（8月9日）の20時より、首都ハバナの公共交通が中断された。
また、きょう月曜日（8月10日）からは、西部各県と全国その他の地域とのあいだの交通が最小限に抑えられ、各地域に検問地点が設けられる。
首都ハバナは、新型コロナウイルスの感染者数増加により土曜日（8月8日）、国内感染の段階に後戻りした。
同じく、その西にあるアルテミサ県は段階的規制緩和の第二フェーズに入り、一方その他の全国各県は第三段階にいる。
昨日、ハバナCDPのルイス・アントニオ・トーレス議長は、国営機関・協同組合・民間組織に対して、のちに感染クラスターとなりうる集団発生を避けるための臨時措置を適用するよう要請した。
トーレス議長は、新型コロナウイルスの蔓延を食い止めるために不可欠な病院施設・検査センターや旅行者に向けて定められた対策手順を遵守する必要性を強調した。
ハバナ公衆保健局のカルロス・アルベルト・マルティネス局長によると、土曜日（8月8日）はハバナで255人がPCR検査を受け、29人が陽性と判明、このうち5人が外部からの感染者であり、7人は感染源がわかっていない。
ハバナでの新型コロナウイルス感染者数は直近の15日間で164人に増加した、と局長は語った。
キューバTV（2020年8月8日）
キューバTV（2020年8月10日）
Limitan transporte en La Habana ante brote epidémico de la Covid-19
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/231087-limitan-transporte-en-la-habana-ante-brote-epidemico-de-la-covid-19
