2020年05月08日
ハバナの幼稚園に対する反革命破壊活動から40年 キューバ
Radio Habana Cuba、2020年5月8日、PL
キューバは、首都ハバナのマリアナオ地区にあるレ・バン・タム幼稚園に対する反革命による破壊活動から40周年を回想した。この火事のときには570人の子どもたちがいた。
あの1980年5月8日に起きた悲劇は、学生・住民・消防隊員による素早い対応により阻止された、とグランマ紙はきょう金曜日(5月8日)に回想している。
火災は16時45分に、10階建ての建物の1階にある劇場から発生し、すぐに炎が中央階段と2つのエレベーターを塞いだ。
このとき幼稚園には570人の子どもたちのほかに、働いていた156人の労働者とアシスタントたちの多くがいた。
最初の応急処置のうちの一つが、建物の近くにあたオセ・アギレラ・マセイラス中学校の教師と生徒たちによって提供された。彼らは事件を知って、被害者と思われる人々を助けに来た。
防火手段、ハバナの数多くのポンプ車、警察、当局者とともに、近隣住民が救出に加わった。ロープやシーツで縛られ、しまいには郵便袋に包まれて、子どもたちは窓から降ろされた。
事件の証人である近隣住民たちは、フィデル・カストロ議長の登場を覚えている。議長は避難が進むにつれて、子どもたちの状態について常に質問していた。
5月9日にキューバ政府は、実施された調査によると火災は、電気設備がまったく何もなく、すべての機器がオフになっていた劇場の舞台から発生した、と発表した。
内務省の調査官は、火災が意図的なものであったと結論付けた。この攻撃は、米国中央情報局(CIA)に支援を受けた、反革命分子による国家テロ行為とみなされた。
Cuba recuerda sabotaje contra círculo infantil en La Habana
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/222124-cuba-recuerda-sabotaje-contra-circulo-infantil-en-la-habana
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