2020年03月06日
第60期キューバ野球リーグ 大会システム発表 4月11日開幕 一次ラウンド75試合
Cubadebate、2020年3月6日、Boris Luis Cabrera Acosta記者
第60期キューバ野球リーグは4月11日にビクトリア・デ・ヒロン球場にて、昨季優勝チームのマタンサスと準優勝チームのカマグエイとの試合で開幕する。
野球コミッショナーのエルネスト・レイノソはきょう木曜日(3月5日)テレビ番組「メサ・レドンダ」のなかで、数か月前に全国で実施した大衆討議の結果として、来季キューバ野球リーグの新たな大会システムを正式発表した。
この提案は最終決定までに一定の時間を要したが、コミッショナーは、全国15県およびイスラ・デ・ラ・フベントゥ特別自治区において野球に何らかの形で関りのある3000人以上の人びとに意見を聞き、その95.6%の賛成を得た、と発表した。
数日前にコメントが出されていた通り、キューバ最大の娯楽スポーツである野球は今回、一次ラウンドが各チーム75試合(昨季より30試合増)おこなわれ、1回のサブシリーズが5試合セットに変わり、これは火曜日から木曜日まで試合し、金曜日は休養し、残りの2試合が土曜日と日曜日におこなわれる。月曜日は移動日となる。
一次ラウンドの上位4チームが二次ラウンドに直接進出し、5位から8位の4チームは進出決定戦で5番勝負を戦い、その上位2チームが二次ラウンドに加わる。
この全6チームは、一次ラウンドを敗退したチームから7選手を補強し(これが唯一の補強機会となる)、総当たり戦で50試合を戦い、プレーオフ進出を目指す。
準決勝では1位と4位、2位と3位がそれぞれ7番勝負を戦い、各勝者が同じく7番勝負で優勝を争う。
五輪出場権を目指すキューバ代表チームの監督ミゲル・ボロートが同番組に出演し、より多くの試合数で、二次ラウンドでの質の集中を実現する今回の新たなシステムへの支持を表明した。先発4人、中継ぎ、抑えという投手の分業化によって改善の取り組みが可能になるだろう、これはわれわれの野球にとってとても必要なものである、なぜなら「キューバの屋根は内部から上昇する」からである、と監督は述べた。
キューバTV メサ・レドンダ(2020年3月5日)
Béisbol: La Serie Nacional 60 comenzará el 11 de abril en el "Victoria de Girón" con una nueva estructura
http://www.cubadebate.cu/noticias/2020/03/06/beisbol-la-serie-nacional-60-comenzara-el-11-de-abril-en-el-victoria-de-giron-con-una-nueva-estructura/#.XmHn26j7TIU
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9682077
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック