2020年02月07日
INDER キューバ野球復活のための戦略を討議
左より、ラウル・フォルネス副会長、オスバルド・ベント・モンティジェール会長
Radio Habana Cuba、2020年2月7日、PL
キューバのミゲル・ディアスカネル大統領が出席した会合では、体育レクリエーション庁(INDER)当局がキューバ野球の発展のための新たな戦略を発表した。
大統領府のウェブサイトはきょう、この戦略は、国内でスポーツ選手、コーチ陣、幹部陣、専門記者、一般国民への広範な公聴手続きの賜物である、と記した。
ディアスカネル大統領は、海外リーグと契約した野球選手をキューバ代表チームに加える際に、その選手の成績をよりしっかり分析することを呼びかけた。というのは、その海外契約の目的の一つは、国際大会でさらに貢献することだったが、それはいまだ達成されていないからである。
INDERのラウル・フォルネス第一副会長は、今回提示された戦略は、キューバ野球を高いレベルの科学的・技術的・方法論的発展に持っていくことを目指している、と述べた。
野球場スペース、才能の見いだし、練習時間、スポーツ用具にかかわる困難さ、技術力の引き上げ、のようなテーマは、さまざまなコメントと深い議論を引き起こし、新たな情報が加わった。
1611件の提案を生み出した国内での意見交換のなかでは、基盤での取り組み、競技施設、大会システム、契約手続き、のような事案が討議された。
これについて、フォルネス副会長は、これらの問題を解決するための各作業部局が創設された、と述べた。
同副会長は、第60期キューバ野球リーグの新たな仕組みの提案を詳しく説明した。一次ラウンドは4月から7月まで、15県およびイスラ・デ・ラ・フベントゥ特別自治市の代表チームが参加し、各チーム75試合を戦う。
二次ラウンドは、9月から12月までに45試合がおこなわれ、そこには一次ラウンドの上位4チームが直接進出し、残り2チームは5位から8位までの4チームによるプレーオフを経て決まる、と副会長は発表した。
補強システムについて副会長は、敗退した選手の中から各チームが7人を選び、これが行われるのは二次ラウンド開始前の1度きりとなる、と述べた。最後に、4チームが進出し、決勝戦は7番勝負で争われる。
壇上、右より、ミゲル・ディアスカネル大統領、マヌエル・マレーロ・クルース首相
Participa Díaz-Canel en reunión sobre estrategia del béisbol en Cuba
http://www.radiohc.cu/noticias/deportes/213955-participa-diaz-canel-en-reunion-sobre-estrategia-del-beisbol-en-cuba
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