マタンサス優勝
JIT、2020年1月18日、Jhonah Díaz González記者 (PL)
敗北の亡霊は消え、その呪いは終わりになり、マタンサスはきょうプレーオフの第6戦でカマグエイに11対2で勝ち、第59期キューバ野球リーグを制した。
ノエルビス・エンテンサの右腕によって、マタンサスチームはリーグ最終決戦を4勝2敗で終わらせ、エネケネーロス(1970年、1990年、1991年)およびシトリクルトーレス(1977年、1984年)時代の成功のあと、現在のココドリロスという名称になって初の優勝を果たした。
今季ぱっとしないシーズンのあと、この試合で予想外のヒーローとなったエンテンサは、鋼の神経と正確な投球を見せ、カマグエイの打者たちを、彼らの地元のカンディド・ゴンサーレス球場で力強く仕留めた。
同球場の1万人を超える観客の前で、マタンサスは自チームの先発エンテンサによる104球を支援し、エンテンサは6回1/3を投げ、4安打、5奪三振、3四球に抑えた。
今回、カマグエイの投手陣はマタンサス打線の力を止めることができず、初回セサル・プリエト二塁手に今季プレーオフでの14回2/3無失点記録をストップされた右腕ヨシマル・コウシン(2勝1敗1セーブ)は敗戦投手となったが、それまでのパフォーマンスが損なわれることはない。
いつものスピードがなく、マウンドで弱気な表情を見せた21歳のコウシンは2回、エリスベル・アルエバルエナ遊撃手に本塁打も浴び、2安打3四球で自責点2を提供しなければならなかった。
相手打線を抑え自身のチームメイトの誇りを奮い立たすことを目指して、キューバ最高の有望選手の一人とみなされているヤリエル・ロドリゲス(4回1/3、6安打、8奪三振、3四球)は、この試合の1時間ほどの間、マタンサスの攻撃にストップをかけたが、6回にあらゆる可能性を失う5点を献上した。
勝者チームはまたエドゥアルド・ブランコ、ハビエル・カメロ、ライコ・サントスの外野手トリオが安打を放ち、一方敗者チームは指名打者レスリー・アンデルソンとサンティアゴ・トーレス二塁手が一撃を見せた。
過去8シーズンにおける、2度の決勝戦敗退(2013年、2014年)、5度の3位(2012年、2015年、2016年、2017年、2018年)、昨季の最下位はすべて、まるで適切なときにキューバ野球史上初の出来事を達成するために脚本に書かれているかのように、新王者の歩みを彩った。
歴史は嘘をつかない。マタンサスは前年最下位から頂点を極めた初のチームになるという、キューバ野球史に残る偉業を成し遂げた。
こうして、21世紀のキューバ野球では、オルギン(2002年)、ラ・アバナ(2009年)、シエゴ・デ・アビラ(2012年)、グランマ(2017年)、ラス・トゥナス(2019年)、そして今回のマタンサス(2020年)の合計6チームが初優勝を果たした。
結果:
マタンサス 11 12 0
カマグエイ 2 6 1
勝利投手:ノエルビス・エンテンサ(1勝1敗)
敗戦投手:ヨシマル・コウシン(2勝1敗1セーブ)
INDERのオスバルド・ベント・モンティジェール会長のツイッター投稿より、
キューバ野球新王者のマタンサスと、ともに戦ったカマグエイを祝福する。同じく3位に輝いたラス・トゥナスと、リーグを大きく盛り上げたすべてのチームにも祝福を。当局に抱擁を。彼らなしではありえなかった。
ノエルビス・エンテンサ
キューバTV マタンサス初優勝 選手インタビューほか(2020年1月18日)
マタンサス対カマグエイ 決勝第6戦ハイライト(2020年1月18日)
マタンサス対カマグエイ 決勝第6戦フル(2020年1月18日)
マタンサス対カマグエイ 決勝第6戦フル(2020年1月18日)*2回途中から試合後まで
Matanzas alza corona beisbolera cubana
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=136791