フレデリク・セペダ、通算300本塁打の表彰
Radio Sancti Spíritus、2019年12月14日、Joaquín Gómez Serra記者
サンクティ・スピリトゥスのフレデリク・セペダは第59期キューバ野球リーグの本塁打王である。二次ラウンドでインドゥストゥリアレスの補強選手としてプレーしているセペダは17号本塁打を放ち同部門のトップに立っている。
直近のマタンサスとの試合で2本塁打を放ち、6打数4安打4打点を記録したセペダは、サンティアゴのエディルセ・シルバ（16本）を上回った。
インドゥストゥリアレスのレイ・アングラーダ監督は、フレデリク・セペダがチームに貢献することはもちろんわかってはいたが、国際大会においてもっともすぐれたキューバ選手であるセペダが二次ラウンドの補強選手としてこれほど快調な打撃を見せるとは想像しなかった。
ハバナのユニフォームを着ているセペダは、74打数で29安打を放ち、打率は記録的な.392をマークしている。OBP（出塁率）はチーム最高の.511を記録し、長打7本、二塁打1本、本塁打6本を放っている。
その安打により48塁打を記録し、長打率.649はヨルダニス・サモン（.736）とリスバン・コレア（.708）に次ぐ数字である。
サンクティ・スピリトゥスのスイッチヒッター、せぺダは、OPB（出塁率と長打率）1.180、18打点、22四球（うち8敬遠）を記録している。
今年2019年にフレデリク・セペダは、6030打数目でリーグ史上24人目の2000本安打を放ち、オールタイムで最も偉大なキューバ野球選手の一人として認められた。
2000本安打を記録したもう一人のサンクティ・スピリトゥスの選手はユニエル・メンドーサである。2019年8月26日、月曜日の午後2時16分、ホセ・アントニオ・ウエルガ球場でマヤベケの右腕ヤディアン・マルティネス投手から右翼席に本塁打を放ち達成した。
セペダはサンクティ・スピリトゥスの選手としては5人目の2000本安打達成者である。すでに引退しているロウルデス・グリエル（2029本）とエリエル・サンチェス（2086本）の両選手のほか、現在アストロズで活動しているユリエスキ・グリエルがいる。ユリエスキはキューバリーグ15年で1705安打、大リーグ5年で500安打を超え、通算2000本安打に到達している。ちなみにユリエスキはキューバでは282本塁打、ヒューストンでは60本塁打以上を放っている。
フレデリク・セペダは22年のキャリアでつねに背番号24をつけている。これは彼の人生における幸福な数字である。スター野球選手セペダは2019年8月24日午後2時37分、リーグ史上10人目の通算300本塁打達成者としてその名を刻んだ。
セペダの100号本塁打は第44期の2005年2月3日、ホセ・アントニオ・ウエルガ球場で、ヨエルキス・クルースから記録した。この記録に到達するまでに7年、2263打数かかり、22.6打席に1本の割合だった。この100本のなかで右打席で放ったのは26本だけだった。
スポーツ解説者のランディ・バスコンセロスによる記録集によると、キューバリーグ史上最高のスイッチヒッターであるセペダは、200号本塁打に到達するまで大飛球を打ち続けた。200号は第50期の2011年1月11日の夜、マヤベケのサン・ホセ・デ・ラス・ラハスのネルソン・フェルナンデス球場で、現在は消滅したラ・アバナ球団の左腕ユリエスキ・ゴンサーレスから打った。
セペダは300号達成までに、22年で5956打数必要だった。年間平均13.6本で、19.9打数に1本という計算になる。
300本塁打のうち、121本が地元のウエルガ球場でのもので、43本が初回に放っており、229本が左打席、71本が右打席によるものである。アエルネリオ・アルバレスの資料によると、8本が満塁本塁打であり、1本がランニングホームランである。イニング別では初回と4回が最多でともに43本ずつ放っている。
フレデリク・セペダは第59期キューバ野球リーグで2000本安打と300本塁打を達成した最後の野球選手となった。われらのセペダはキューバリーグでこれらの数字をどこまで伸ばすだろうか。さらに達成可能な記録はまだあり、次の目標は700長打、400二塁打、1600四球、2400打点となる。
El mejor pelotero de Sancti Spíritus impulsa a Industriales
http://www.radiosanctispiritus.cu/es/2019/12/industriales-sancti-spiritus/
