2019年11月04日
カルロス・フアン・ビエラ 初戦先発か ヨエルキス・ギベルトもスタメンを狙う プレミア12キューバ代表インタビュー
カルロス・フアン・ビエラ
Radio Rebelde、2019年11月4日、Guillermo Rodríguez Hidalgo Gato記者
ラス・トゥナスの投手カルロス・フアン・ビエラは、プレミア12のキューバ初戦となるカナダ戦で登板する役目を担うかもしれない。
一方、サンティアゴのヨエルキス・ギベルトは、中華台北での一連の強化試合でキューバ打撃陣最高の成績を収めた一人であり、初戦での右翼手としての出場を否定されていない。
ビエラは、キューバ野球リーグから数シーズン遠ざかったあと、ペドロ・ルイス・ラソとホセ・エロセギが指揮する投手陣のもっとも強力な投手の一人として復帰した。一方、サンティアゴのギベルトは、キューバ野球リーグでデビューして以降、キューバ野球の才能ある選手の一人であることを誇示している。
ハバボ市出身の右腕ビエラは今回30歳で初めてキューバ代表に選ばれた。「とてもしっかり準備してきた。代表に選ばれるのがずっと夢だったし、いまは前進を続けるときだ。監督コーチは、コントロールと投球の配置を強調している」。
カルロス・フランは、常時90マイルを超える投手であり、右打者に対してナイフのようなスライダーもある。それゆえに、ミゲル・ボロート監督は、プレミア12でのキューバチーム初戦の先発もありうると話している。「その役目を任せてもらえるなら、いつもの試合と同じように引き受けるつもりだ。カナダチームはラインナップに左打者が何人かいるが、私はふだん内角へのカーブで左打者を抑えているし、速度の緩急も有効だ」。
一方、生まれ故郷パルマ・ソリアーノで野球を始めたヨエルキス・ギベルトは現在25歳、野球界での大きな可能性を持っている。「自分としては最初の候補メンバーから入るはずだった。代表に値する成績は収めていたから少しショックだった。幸運なことに最後に召集された」。
ギベルトは、今回のトレーニングはパンアメリカン大会のときに実施したものとはかなり違っている、と本紙に語った。「キューバリーグでの状態を維持することに基本が置かれていた。われわれはプレーする用意ができた状態でトレーニングをおこなっている」。
サンティアゴ出身のギベルトは、特にそのスピードと守備の効率さで、代表チームの力になりうる。「特に盗塁の分野に取り組んでいる。盗塁は私がもっと開拓しうる分野だし、また打撃も流し打ちやセンター返しを練習している」。
チームのレギュラーメンバーに入る代表候補の一人ではないけれども、ヨエルキス・ギベルトはアジアでおこなわれた強化試合ですぐれた状態にいることを示した。「とてもすぐれた外野手陣がいるけど、もしプレーするチャンスが与えられれば、大会でチームを助けるために全力を尽くす」。
カルロス・フアン・ビエラはプレミア12のカナダチームとの試合で投げる可能性がある。ヨエルキス・ギベルトは強化試合ですぐれた状態を示した。
この記事のニュース音声はこちらから。
ヨエルキス・ギベルト
カルロス・フアン・ビエラ(右)とコーチのペドロ・ルイス・ラソ(左)
En audio: Viera y Guibert: ¿Dos de las “cartas secretas” de Borroto?
http://www.radiorebelde.cu/noticia/en-audio-viera-guibert-dos-cartas-secretas-borroto-20191104/
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