2019年08月22日
フレデリク・セペダ リーグタイの7連続四球 通算1650四球は史上最多
フレデリク・セペダ
Juventud Rebelde、2019年8月23日、Norland Rosendo記者
レジェンド、フレデリク・セペダはキューバ野球リーグでの自身通算300号本塁打を目指して歩んでいる。今期開始前で297本で、今季すでに2本打っている。ほとんどすべての選手が本塁打を目指してはいるが、投手陣は彼を大変警戒し、そのためサンティアゴ・デ・クーバの投手陣はリーグタイ記録となる7連続四球を与えた。セペダはニュースであり続けており、それは本塁打でも四球でも同じである。
セペダは、キューバ野球リーグ史上最多の1650個の四球を獲得している選手であり、今季も例年のようにすでに四球19個と敬遠7個を獲得し同部門のリーグトップに立っている。通算1700個に到達する最初の選手になるだろう。彼に続くもっとも直近の選手は、同じく強打者として恐れられた、すでに現役ではない、アントニオ・ムニョス(1556個)である。
記録専門家のベニグノ・ダキンタによると、セペダは、今月19日と20日におけるサンティアゴ・デ・クーバ投手陣からの7四球で、当の「エスカンブライの巨人」アントニオ・ムニョスと、イスラ・デ・ラ・フベントゥの捕手ブラディミール・ガルシアが保持していた記録に並んだ。
ムニョスは7連続四球を与えられた最初の選手である。ラス・ビジャスのユニフォームを着ていた1977年4月20日から21日にかけて、インドゥストゥリアレスの投手陣から獲得した。
ブラディミールは、国内リーグでの通算四球獲得数ベスト20には入っていないが、この記録を2チームとの対戦で達成している。2008年2月17日にカマグエイ戦での最終打席で四球で出塁し、そのあと2月19日と20日のグランマ戦で6四球を獲得している。
そして今回、キューバの四球王セペダ以外の選手ではありえなかった。セペダはすぐにでも300本塁打に到達してスポーツ報道の見出しをふたたび奪うことだろう。
今季はセペダの通算記録のシーズンのようである。安打数は1969安打まできているし、二塁打数は少々難しいとはいえ400本まであと21に迫っている。これはミチェル・エンリケ(437本)、アリエル・ボレーロ(412本)、ロランド・メリーニョ(405本)の3人しか到達していない記録である。プレミア12のキューバ代表に彼の名前があらわれるのは疑いない。その独自の功績によって。
一方、キューバリーグは楽しまれ続けている。レスリー・アンダーソンがすべての手続きをすませたあと、カマグエイチームの一員としてすでにプレーしている。彼の海外リーグでの経験は、自身も記録を持っている監督が率いるチームにとってさらなる励みとなろう。しかしそれはまた別の物語である。
Entre palo y palo
http://www.juventudrebelde.cu/deportes/2019-08-22/entre-palo-y-palo
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