2019年06月25日
ヨエルキス・セスペデス亡命 米国到着のキューバ代表チームから離脱
JIT、2019年6月25日
キューバ野球局(DNB)はきょう(6月25日)、ツイッターを通じて、カンナムリーグでの日程を続行するために米国ニュージャージー市に到着したばかりのキューバ代表チームからヨエルキス・セスペデス外野手が離脱したことを認めた。
「彼の決断は取り交わした使命を台無しにするものだが、チームは勝利への意思を高く維持している。私たちは戦い続ける」、今日の午後発せられたメッセージではこう述べられている。
DNBは、同選手の行動を非難する一方で、ドナルド・トランプ政権が野球連盟とメジャーリーグ(MLB)との協定を無効としたことが、キューバの野球選手に大リーグに加入する他の手段を与えずに、今回のような行動をもたらしている、と語った。
上述の協定は、キューバ野球と米大リーグとの関係を調整する目的で、3年間の激しい交渉を経て、2018年12月に調印された。
不動産王トランプ政権はこれを、キューバ政府が財政上の利益を得てカラカスのマドゥーロ「体制」を援助するものであると示唆し、2019年4月はじめに撤回した。
キューバ当局は、そのような主張は虚偽であると述べ、この不当な措置は野球選手の人身売買の温床である、と主張している。
キューバTVニュース
Fin del Acuerdo FCB-MLB estimula deserciones
http://www.jit.cu/NewsDetails.aspx?idnoticia=116217
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