2019年05月25日
米国務省 キューバ人選手の人身売買について大リーグを調査
Radio Habana Cuba、2019年5月25日、ACN
米国司法省は大リーグ野球機構(英語略称MLB)のラテンアメリカでの事業およびキューバ人選手の売買についての調査をおこなっている。
米紙ワシントン・ポスト紙の記事は、大リーグの複数の選手、役員、チームらが裁判所に召喚されている、と明らかにしている。
その調査は、キューバ国外への渡航と引き換えに、その収入の不当な分け前をキューバ人選手に強いる密輸業者とのMLB役員の関わりを明らかにすることを目指している。
ロサンゼルス・ドジャース、サンディエゴ・パードレス、アトランタ・ブレーブスが、調査対象となっているチームであり、この調査の実施は、MLBとキューバ野球連盟(FCB)との協定をドナルド・トランプ政権が拒否したのとは対照をなしている。
その協定は、キューバ人選手が亡命したり国籍を放棄したりすることなく、米国のチームと契約することを可能にしていた。
ワシントンポスト紙は複数のスカウトや元選手たちにインタビューし、FBIなどの組織の録音物や文書、調査結果を入手した。これらは、大リーグに参加するキューバ人選手の周辺で横行する詐欺行為を示しており、数年後に連邦捜査官が気づいた明白な警告サインをチームやリーグの役員たちが無視したかどうか疑問を呈した。
EE.UU.: Investigan a MLB sobre presunto tráfico de personas con jugadores cubanos
http://www.radiohc.cu/noticias/deportes/191705-eeuu-investigan-a-mlb-sobre-presunto-trafico-de-personas-con-jugadores-cubanos
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