ロベルト・スカイヤーズ
Radio Habana Cuba、2019年2月23日、Raúl Rodríguez記者
陸上短距離走者ロベルト・スカイヤーズが今週金曜日（2月22日）、カマグエイでのメモリアル・フォルトゥン大会100m走で、シルビオ・レオナルドが40年以上前に樹立したキューバ記録に並ぶ9秒98（風速1.0m)で優勝し、10秒の壁を突破した2人目のキューバ選手となった。
2011年のパンアメリカン選手権グアダラハラ大会200mと、2014年の中米カリブ選手権ベラクルース大会優勝者であるスカイヤーズは、人生最高のレースを走り、若きライバル選手レイニエル・メナに対し、通常以上の力を引き出す形になった。メナも10秒06の自己最高記録で2位になった。
これまで100m9秒台を記録したキューバ選手は1980年モスクワ五輪銀メダリストのレオナルドただ一人で、彼は1977年のメキシコでの大会で9秒98（風速2.0m）を達成した。
カマグエイ出身のスカイヤーズはいくつかの予備選でメナに勝ったり負けたりしたあと、今回のフォルトゥン大会を最高の状態で迎え、準決勝では2015年トロント大会での10秒11を上回る10秒02の自己最高記録をマークしていた。
20秒02の200mキューバ記録保持者であるスカイヤーズは、今週土曜日（2月23日）にも最近新装された今回のカマグエイスタジアムのトラックに登場し、200m走でふたたびレイニエル・メナとの激しい争いが期待される。
レースの模様（2019年2月22日）
Skyers logra 9,98 e iguala añejo récord de Leonard
http://www.radiohc.cu/noticias/deportes/184293-skyers-logra-998-e-iguala-anejo-record-de-leonard
