2019年02月22日
音響兵器説の米国政府に証拠提示を要求 米国とキューバの専門家 駐ハバナの米大使館員健康問題のパネルディスカッションで
Radio Habana Cuba、2019年2月22日、PL
駐ハバナの米大使館職員の健康に関して申し立てられた問題について、キューバと米国の専門家たちは米国政府に対して証拠を提示するよう求め、米国政府によるストーリーに疑念を提起した。
この音響攻撃の疑いとされた事件についてキューバ国会で開催されたパネルディスカッションのなかで、米国の科学者R.ダグラス・フィールズは、昨年9月にキューバの科学アカデミー派遣団が米国首都へ医師とたちと会合し、データを分析するためにやってきたが、それ以降いかなる証拠も提供されなかった、と非難した。
「これらの人たち(大使館員とその家族)にすべての症状が出ているわけではない。それは症候群ではない。(中略) 症状は共有していないが、それを症候群と表現している。症候群の証拠は十分ではない。損傷の証拠は十分ではない」、と神経学専門家のフィールズは明らかにした。
同じく、キューバ神経科学センターのミチェル・バルデス・ソーサ総合局長も発言した。
「駐ハバナの米国人外交官に生じた損傷の存在と、一般的症候群をわれわれは観察しなければならないのだが、それらのいかなる証拠も存在しない」、とソーサ局長は強調した。
一方、ジャニナ・ガレー女史は、「わが国の政府がこれらのテーマに関する憂慮を認識し、キューバとの科学者交流を支援するよう緊急に要請する」、と発言した。
Expertos reclaman pruebas a EE.UU. sobre supuestos ataques sónicos en Cuba (+Foto)
http://www.radiohc.cu/noticias/nacionales/184218-expertos-reclaman-pruebas-a-eeuu-sobre-supuestos-ataques-sonicos-en-cuba-(+foto)
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