2019年01月31日
ライデル・マルティネス インタビュー カリビアンシリーズでのクローザー
ライデル・マルティネス
Radio Rebelde、2019年1月31日、Guillermo Rodríguez Hidalgo Gato記者
キューバ野球最高の有望若手選手の一人がピナール・デル・リオのライデル・マルティネスである。わずか22歳で、日本プロリーグの中日ドラゴンズに参加した。今回、2月4日から10日にかけてパナマで開催されるカリビアンシリーズに出場するラス・トゥナスの抑え投手の一人となる。
ライデルは今季キューバリーグの準決勝にシエゴ・デ・アビラの補強として出場し、腰に違和感を抱え、コルセットをつけて登板することになったが、好投し、その直球は時速94マイルを記録した。「もう元気だ。痛みはかなり治まって、チームの力になれるコンディションにある。」
ライデルはプレーオフでのシエゴ・デ・アビラとの活動のあと、ラティーノアメリカーノ球場でトレーニングを続けた。「特に投球の配置について取り組むことを目指して、いま少しずつ望ましい状態に達しようとしている。」
ライデルはハリスコで開催されたカリビアンシリーズ前回大会にも出場した。そこでライデルはその身体能力と投手能力によってスカウトの注目を受けた。「スピードは生まれつきのもので、速球をあまりアピールするつもりはない。チームを助けるためにリリーフとして登板し、重要なアウトをとることを目指している。」
中日ドラゴンズのメンバーであるライデルは今回のキューバ代表チームについて、強打者と俊足の選手がいるすぐれた打線のチームであると話した。さらに投手陣が加わって、カリビアンシリーズの優勝を争うコンディションにあると語った。
ライデルにとって、世界第二のリーグとされる日本野球に参加したことは、夢の実現であった。「それはとてもすごいことだが、とても若い私にとってはなおさらのことだ。日本野球はとんでもなく進んだ野球で、多くのことが学べる。向こうで私がいちばん難しかったのはトレーニングの時間のときだ。何時間もグラウンドで過ごさなければならない。彼らは準備にひじょうに厳しい。」
ライデルはいま中日球団に一人でいるわけではない。同球団にはもうひとりのキューバ選手アリエル・マルティネスがいる。アリエルはチームの一軍にいることはできていないが、ときどきスペイン語で言葉をかわし、生まれ故郷への郷愁を語り合う。「私たちはとても仲がいい。アリエルはとても評価されており、捕手としての技能を改善し、日本語を学びさえしている。」
カリビアンシリーズでキューバ代表のラス・トゥナスは、メキシコのチャロス・デ・ハリスコ、ベネズエラのカルデナレス・デ・ララとともにグループAに属している。グループBにはプエルト・リコのカングレヘロス・デ・サントゥルセ、ドミニカ共和国のエストレージャス・オリエンタレス、地元パナマのトロス・デ・エレーラがいる。
ライデル・マルティネスへのインタビュー音声はこちらから。
ライデル・マルティネス
Raidel Martínez: Un “dragón” se viste de “leñador”
http://www.radiorebelde.cu/noticia/raidel-martinez-dragon-se-viste-lenador-20190131/
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