2019年01月08日
ラス・トゥナスとビジャ・クララが3連勝 決勝進出まであと1勝 キューバ野球リーグ準決勝第三戦
ヨスバニ・アラルコン(ラス・トゥナス)
Radio Habana Cuba、2019年1月8日、PL
キューバ野球リーグ準決勝はきょう(1月8日)、ビジャ・クララとラス・トゥナスがそれぞれサンクティ・スピリトゥスとシエゴ・デ・アビラを相手に、ほとんど予想しえなかった4連勝での決勝進出を目指す。
ビジャ・クララは、昨日始まり、きょう火曜日の未明に終わった試合で、サンクティ・スピリトゥスを5対1で破った。左腕ミサエル・ビジャが好投し、勝利投手となった。
ビジャは6回を投げ、5安打1失点(2回のアリエル・サンチェスによるソロ本塁打)、2奪三振、3四球の好投を見せ、本拠地アウグスト・C・サンディーノ球場での主役になった。
救援した右腕ウィルソン・パレデスは3回を無得点に抑える好投で、セーブを獲得した。
打撃陣では、今季レギュラーシーズンの打点王ユリエン・ビスカイーノとユニオル・パウミエルがそれぞれ2打点をあげチームの攻撃を牽引し、スタイレル・エルナンデスも5打数3安打(うち1二塁打)、2得点、1盗塁を記録した。
敗者チームのサンクティ・スピリトゥスの打撃陣では、オスカル・バルデス捕手が3打数3安打(うち2二塁打)と唯一気を吐いた。この準決勝3試合でサンクティ・スピリトゥスは2得点しかあげておらず、WBC大会4度出場のベテラン選手フレデリク・セペダにもリーダーを見出せない不調な打線となっている。
サンクティ・スピリトゥスでおこなわれた2試合での勝利(4対0、8対1)に今回の勝利を加えたビジャ・クララは、決勝戦進出にまた近づいた。その決勝戦での相手は、現在シエゴ・デ・アビラを相手に3連勝しているラス・トゥナスになるであろう。
ホセ・ラモン・セペロ球場でのビジターとしての試合にも関わらず、ラス・トゥナスは昨晩シエゴ・デ・アビラを6対3で破り、決勝進出決定まであと1勝とした。
ヨスバニ・アラルコン、アレクサンデル・アヤラ、デニス・ペニャは、それぞれ3安打を放ち、特にアラルコンは2単打と1本塁打、1打点、2得点ともっとも活躍した。
もしラス・トゥナスがこの火曜日(1月8日)にシエゴに勝てば、2年連続、チーム史上2度目の決勝進出を果たすことになる。昨季のグランマとの決勝戦では最終第七戦で敗れている。
ラス・トゥナスは今回準決勝に進出した4チームのなかで唯一、リーグ優勝経験のないチームであることは想起に値する。
ビジャ・クララは5回(1983年、1993年、1994年、1995年、2013年)、サンクティ・スピリトゥスは1回(1979年)、シエゴ・デ・アビラは3回(2012年、2015年、2016年)優勝している。
ビジャ・クララ対サンクティ・スピリトゥス プレーオフ準決勝第三戦(2019年1月7日)
ラス・トゥナス対シエゴ・デ・アビラ プレーオフ準決勝第三戦(2019年1月7日)
ラス・トゥナス対シエゴ・デ・アビラ / ビジャ・クララ対サンクティ・スピリトゥス
プレーオフ準決勝第三戦(2019年1月7日)
Villa Clara y Las Tunas tocan la puerta de la final de béisbol cubano
http://www.radiohc.cu/noticias/deportes/180505-villa-clara-y-las-tunas-tocan-la-puerta-de-la-final-de-beisbol-cubano
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8454197
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック