2018年11月15日
アリエル・マルティネス 帰国後インタビュー ラス・トゥナスの補強選手として出場へ
アリエル・マルティネス
Radio Rebelde、2018年11月16日、Guillermo Rodríguez Hidalgo Gato記者
マタンサスのアリエル・マルティネス・マレーロは、ラジオ・レベルデの番組「デポルティバメンテ」で、今季キューバ野球リーグの残り期間は、ラス・トゥナスでプレーする意向を最大に持っている、と語った。
最近中日ドラゴンズとの契約を更新したアリエルは、ラス・トゥナスの選手たちの活躍を賞賛し、あれほど質の高い選手たちの中に加われることは、自分にとってひとつの大きなチャンスである、と述べた。「いまラス・トゥナスを優勝候補の筆頭としてあげない人はほとんどいないと思う。打つのもよし、守るのもよし、投手陣もしっかりしており、さらにパブロ・シビル監督が選んだ補強選手たちも非常にいい働きをみせている」。
マタンサス市のイタボ人民評議会地区出身のアリエルは、朝起きたらすぐに補強選手を報じる番組を探して、誰が選ばれたのか確認した、と話した。「私は気にかけていた。今季のマタンサスのパフォーマンスはよくなかったから。二次ラウンドに進むのが難しいだろうことはわかっていた。私は最後に選ばれた。ほとんど義務的なものとしてだったが、了解した。」
まだ22歳のこの若者は、家族と離れ、日本で8ヶ月を過ごしたが、その日本リーグでの加入のおかげで、野球のグラウンドに多くの愛を感じている、と語った。
「理想は、いま愛する人たちと一緒に休養し、わが父といることだ。父と離れることは決して望まない。でもいいんだ、これが自分の選んだスポーツであり、自分のしたいことだ。わがキャッチャーミットに大いなる愛を感じている。もしラス・トゥナスでプレーするチャンスが与えられるなら、私にとってそれがベストだ」
海外リーグへの自身初めての加入において、エル・グアヒーロ(アリエルは野球界で小さいときからこう呼ばれており、この呼び方は日本でも有名だった)は、育成リーグに参加し、39試合に出場、88打数21安打、打率.239、1二塁打、3三塁打という成績を残した。OBPは.287で、打点は9だった。
先日の火曜日(11月13日)に中日ドラゴンズの森繁和SDは、アリエル・マルティネスについて、そのリードと鼓舞の仕方によって投手陣から必要とされており、われわれの言語さえ学ぶ意欲がある、と語った。
この点について、キューバ捕手陣最大の有望選手とみなされているアリエルは、「彼らはとてもすぐれた目で見てくれた。投手陣を元気づけ、彼らが楽しめるように心がけるラテン系の人間が持つエネルギーのようだ。私は投手陣をよりよい方法でリードすることに集中し、彼らは私といることでとても落ち着きを感じていた。それは私にとって誇らしいことだ」、と話した。
アリエル・マルティネスは、1週間を通して毎日10時間以上グラウンドにいるという驚異的な経験をした、と語った。
「われわれは月曜日から次の月曜日まで、朝9時から夜9時まで、グラウンドにいた。野球を愛しているのなら、身体と魂をこのスポーツに捧げないといけない、と気づいた。ここキューバでは感じていなかったグラウンドへのとんでもない愛を感じた。われわれのシーズンは110試合あり、それが終わるともっとも若い選手たちが参加する別の28試合があった。プレーにつぐプレーで、そのメッセージは疲れないことだ。」
第54期キューバ野球リーグでデビューしたアリエルは、日本から10月27日に帰国した。そのため規定の休養月を取ったあと、11月の末にラス・トゥナスのチームに合流できる。
アリエル・マルティネス
アリエル・マルティネス
Ariel Martínez: “Quisiera jugar con Las Tunas”
http://www.radiorebelde.cu/noticia/ariel-martinez-quisiera-jugar-con-tunas-20181115/
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