2018年09月18日
マイケル・フォルシュ インタビュー 5年ぶりのリーグ復帰 キューバ代表の座を目指す
マイケル・フォルシュ
Radio Rebelde、2018年9月18日、Guillermo Rodríguez Hidalgo Gato記者
第58期キューバ野球リーグの特筆すべき点のひとつに、第一回WBC準優勝メンバーのマイケル・フォルシュ・ベラの復帰があった。グラウンドから5年間離れていたフォルシュは、今季現在首位にいる「ティグレス」デ・シエゴ・デ・アビラに4勝を与えている。
昨季はOBオールスターに参加したマイケルは、彼の一番下の息子の頼みのおかげで、マウンドに戻る決心をした。
「野球はわれわれの血のなかをめぐっている。マウンドを離れていた年月にも野球はつねに頭にあった。ある日、私の一番小さい息子がなぜまた野球をしないのかと私に尋ねた。そのことが私をもっとも駆り立てた。スポーツフォームにふたたび達するためのトレーニングに、多くの献身と規律を捧げた。コーチ陣の助けを借りて、ここまでの結果を出すことができた。」
シエゴ・デ・アビラのフロレンシア市出身の左腕フォルシュは、第53期に現役から離れた。そのとき彼のキャリアは終わったかに見えた。「辞めたのは利き腕に深刻な問題があったからだ。医者たちからは幹細胞を勧められたが、私には同意しかねた。とても痛みがあり、私は野球から離れなければならなかった」、と現在防御率2.04で同部門トップグループにいるフォルシュは語った。
ここまでマイケルは腕に痛みを感じていない。「しっかりした準備をおこなって、カヨ・ココの砂場で15日間トレーニングをおこなった。そこでは特に肩の筋肉を強化することに力をいれた」、とすでに6回登板し、チームの投手陣では2番目の投球回数39回2/3を誇るフォルシュは話した。
リーグ優勝経験3度の背番号99の成功の鍵のひとつは、制球の改善にある。1試合平均3個の四球率と、WHIP1.29という数字がそれを示している。「試合では投球の配置を目指すことに主に集中した。もう以前のようなスピードはない。すべての投球がストライクゾーン付近に行くように心がけている」
マイケル・フォルシュの野球以外の情熱のひとつは、狩と釣りだ。「私は田舎にいることが好きで、そこはすべてが健康的で、空気は最高にきれいだ。狩や釣り、あるいは友人たちとドミノをして遊んで楽しんでいる。」、とシエゴ・デ・アビラ市よりもチャンバス市に住むことを好むフォルシュは言った。
マイケルの復帰は、彼の一番幼い息子の頼みによるものではあったが、さらに野心的なもうひとつの理由に突き動かされている。「戻ってから私はキューバ代表への復帰を考えた。いつもその大きなことを考えている。私がよい結果をだせれば、代表候補に考慮されうると思うし、そうしたら代表の座を目指す。私は心身ともに好調だ」
第58期キューバ野球リーグで最高のパフォーマンスを発揮している投手の1人、マイケル・フォルシュ・ベラへのインタビュー音声はこちらから。
マイケル・フォルシュ
マイケル・フォルシュ
マイケル・フォルシュ
Maikel Folch: “Quiero volver al equipo Cuba”
http://www.radiorebelde.cu/noticia/maikel-folch-quiero-volver-equipo-cuba-audio-20180918/
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