Cubadebate、2018年9月12日
ベルデ・オリボ出版社から今年出版された、マリア・ルイサ・ガルシア・モレーノとラファエル・バレリーノ・ロメロによる書籍「フィデル・アレハンドロという名の少年」の無料ダウンロードを提供する。
概要
この本は、いちばん小さな子どもたちの興味と理解を呼び起こすために選ばれた平易で鮮やかさに満ちた言葉を用いて、キューバ革命の歴史的指導者が生地ビランでの幼少時にいかにして自身の性格と意思を形成したか描いている。
著者のひとりであるマリア・ルイサ・ガルシアは、「最高司令官へのささやかな追悼としてわれわれはこの本を書いた。フィデルは生き続けている。その業績は不滅であり、子どもたちは彼のことを知り、彼を愛することを学んでいく」、と語った。
一方、漫画家のアンヘル・ベラスコは、「このイラストを描いて、フィデルが生まれ育った地域の雰囲気を反映できたことに大きな喜びを感じている。フィデルはつねにその地域のほかの子どもたちと遊び、交流することに意欲的だった」、と述べた。
一部抜粋
己以外の人びと、キューバ、世界、人間性に捧げられた人生の頂上にのぼるための90段。彼はただの男の子だった。おだやかな家族環境にはあったが、飢えに苦しんでいた。世界的連帯が日々叫ばれているにもかかわらず、今もなお、世界の数百万人の子どもたちが飢えに苦しめられている。
彼はただの男の子だった。しかし、罵倒や悪態は、それが年上の人間のものであっても、認めなかった。早くから、自由な人間の系統が彼の血脈を流れた。彼は、端正で賢く、勇敢でとても勉強好きな、まだ十代の子どもだった。彼の将来はそのときから見据えられていたのだ。
彼はただの若者だった。デマハグアの鐘をふたたび鳴らした。キューバや世界の学生や若者たちが、十分な理由や理想で知られている人びとの権利を訴えるためである。
本のダウンロード
この本をPDF形式でダウンロード (35 Kb): フィデル・アレハンドロという名の少年
Descargue el libro “Un niño llamado Fidel Alejandro”
http://www.cubadebate.cu/libros-libres/2018/09/12/descargue-el-libro-un-nino-llamado-fidel-alejandro/#.W5xb2yQzbIU