2018年08月24日
スペイン語フリースタイルラップの世界大会レッドブル・バタージャ・デ・ロス・ガージョス キューバ予選開催
Radio Habana Cuba、2018年8月24日、PL
フリースタイルラップの世界初の大会「レッドブル・バタージャ・デ・ロス・ガージョス」は、キューバンヒップホップの大会をハバナで8月30日に始めるために、予選の盛り上がりを待ち受けている。
同イベントの国内大会決勝が来週の水曜日(8月29日)にハバナのベルトルト・ブレヒト文化センターでおこなわれ、そこで観客は、そのあとスペインも含んだラテンアメリカ大会への出場権をかけて争うことになるキューバでもっともすぐれた即興ラッパーたちの証人となる。
キューバでのラップ推進機関として、キューバ・ラップ・エージェンシーが同イベントを主催し、キューバ音楽協会と文化省が協賛する。
ガージョス(鶏)と呼ばれる出場者たちのの技術を判断し、国内王者を選ぶのは、キューバのラップシーンにおける2人の重要人物、エティアン・ブレバヘ・マンとアドベルサリオ(2006年にキューバでおこなわれた第一回バタージャ・デ・ガージョスの王者)である。
キューバでのヒップホップを促進する同エージェンシーのフリースタイルムーブメントを代表するアドベルサリオは、ブレバヘ・マンとともに、レッドブル・バタージャ・デ・ロス・ガージョスの現王者で今回ゲストのメキシコのアセシーノと審査を分ける。
この予選は16組の出場者によって争われるが、このうちの3組は、キューバの若いクリエーターの仕事を促進し、オルタナティブ・ミュージックを広めるウルバーノ・ポタヘ・フェスティバル(エルマーノ・サイス協会主催)を通じて選ばれている。
予選の上位3組が大会本選に直接進出する。
今年の大会では、キューバのほか、パナマー、チリ、アルゼンチン、メキシコ、ドミニカ共和国、スペイン、コロンビア、コスタリカ、ペルーの各地区優勝者が、ブエノスアイレスに集まり、1年を通じての「世界王者」の肩書きを得る者が誰か、争われる。
レッドブル・バタージャ・デ・ロス・ガージョスは、世界初のフリースタイルラップの大会とみなされており、ここ10年間の新たな才能の出現によって伝統的な北米のスタイルとは独立したスペイン語によるヒップホップスタイルの独自性を発揮する目的で国々を束ねている。
この国際的大会のみなもとは、貧困地域において、誰が最大の創造性、リズム、流動性を発揮できるかを知るためにおこなわれていたこのスタイルの対決にさかのぼる。
ヒップホップ文化の隆盛につれて、即興ラッパーたちの推進が組織され、地域ごとの大会が始まった。
しかし当初このイベントはほとんど影響力のない地方の大会に限定されていたが、2005年にプエルト・リコでレッドブル・バタージャ・デ・ロス・ガージョスがおこなわれてから、国際イベントとしての活動に変わった。
Cuba: evento internacional de rap propicia creatividad en el género
http://www.radiohc.cu/noticias/cultura/169844-cuba-evento-internacional-de-rap-propicia--creatividad-en-el-genero
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