2018年05月16日
ダネル・カストロ 次期リーグ出場をまだ決断せず 本拠地のみでのプレーを要望
ダネル・カストロ
Tiempo21、2018年5月16日、Roger Aguilera記者(ACN)
スター選手ダネル・カストロは、第58期キューバ野球リーグへの出場をまだ決めていない。昨季を終えたあとに発した「もしもう一度ラス・トゥナスの一員となることを決断すれば、フリオ・アントニオ・メジャ球場だけでプレーするだろう。」、というコメントを維持している。
「そのことについて話して決断するために、パブロ・シビル監督との会談をただ待っているところだ。」、とダネルはACNに対して語った。昨季プレーオフのインドゥストゥリアレス戦、グランマとの決勝戦での活躍は衝撃的だった。
41歳のダネルは、昨季リーグではサンクティ・スピリトゥスのエリエル・サンチェスに次いで二番目に年長の選手だった。
「ラス・トゥナスのファンが私をもう一度見たがってくれているのは確かだし、私もグラウンドに出る興味は持っている。リーグ2000本安打を達成した今、私が目指す唯一の目標として200本塁打にあと2本というのがあるから。」、とダネルは語った。
すでに来季に向けてトレーニングを始めているラス・トゥナスの代表候補入りについてダネルは、昨季の準優勝メンバーのほとんどが選ばれているが、彼らがなす努力と見せ場によって、選手たちをさらに刺激することが必要だ、と主張した。
それによって、さらなるチーム愛を持って、リーグ制覇をふたたび目指す環境をつくれるようになる、と今年6月2日には42歳になるラス・トゥナスの伝説的3番打者は語った。
過去のプレーオフでダネルが常に見せ場を作ってきたのは、タイムリー、または試合を決定づける打撃によるものだったが、その勝負強い打撃は、1999年のボルチモア・オリオールズとの対決で、5打数4安打、2三塁打、2打点、4得点をあげ、キューバの最優秀打者になり、国際的に知られて以降、彼の野球人生を形作ったといってよい。
この米国球団との対戦のあと、数年間はキューバ代表に選ばれたが、そのあと絶頂期にいながら、代表メンバーに入ることはなかった。専門家やファンにとっては不可解な決定であった。
Dánel Castro, sin decidir aún si jugará en la 58 Serie Nacional de Béisbol
http://www.tiempo21.cu/2018/05/16/danel-castro-sin-decidir-aun-jugara-lviii-serie-nacional/
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