2018年01月29日
リバン・モイネロは疲れていなかったのか? キューバ代表選考批判 CubaSi
リバン・モイネロ
Cuba Si、2018年1月29日、Lemay Padrón Oliveros記者
月曜日(1月29日)の番組「ボーラ・ビバ」のなかで、来たるカリビアン・シリーズでのリーグ王者チームの補強として選ばれることを目指して、何人かの野球選手がラティーノアメリカーノ球場でトレーニングをおこなっている、と報じられた。
ここまでは、何の問題もない。しかし私がひじょうに驚いたのは、それらの選手たちのなかにリバン・モイネロの名前があったことだ。
まず彼は、シーズンを通してキューバでも日本でも酷使され、その数ヶ月に及ぶ活動のあとで、自ら休養を申し出た選手である。それがいまなぜ急に、代表候補に出てくるのだろうか?
もしかしたらトレーニングしている選手たちは誰もカリビアン・シリーズの補強として考えられていないのかもしれない。それは王者チームの監督がその必要性に応じて決めることである。しかし少なくとも私には、モイネロの参加は誤ったメッセージを送ることになると思える。
まず、キューバで投げるれる状況になかったのであれば、どのようにしていま王者チームに加わる準備ができるというのだろうか。しかも、シーズンを通して汗を流したほかの選手たちを犠牲にしてである。
誠実ではないと私には思える。「敬意」というものがあるべきだ。まずファンに対してである。なぜなら、プレーオフに参加した4チームとそのファンたちは、その自身の活躍によって出場権利を勝ち得たほかの投手陣たちとともに、モイネロがユニフォームを着てくれることを望んだと私は確信しているからだ。
もしその基準が技術的なものであるなら、私の考えは変わらない。誰も彼の質を問題にはしていない。しかし、1ヶ月以上も休養していた彼が、リーグを終わったばかりの、あるいはまだ王座を争っている者たちのなかで、万全の状態にいれるのだろうか。私にはそうは思えない。
くりかえすが、これはおそらく単純なトレーニングなのかもしれない。しかしこれは形式の問題であり、形式はときおり内容よりも重要である。若き選手を休ませよ。そして彼の帰還を急ぐのではなく、日本でふたたび成功したシーズンを迎えるために準備させよ。休養は彼が正当に受けるに値するものである。そしてキューバリーグでのパフォーマンスによって、カリビアン・シリーズでの代表チームの抑え投手としての座を占めるにふさわしい選手もいるのである。
¿Moinelo no estaba cansado?
http://cubasi.cu/cubasi-noticias-cuba-mundo-ultima-hora/item/73154-%C2%BFmoinelo-no-estaba-cansado
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