【読書記事】一般会社員にはなかなか出来ることではありませんが、心がけたいものです「ＣＡの私がＶＩＰのお客様に教わった話し方のエッセンス」高橋くるみ・著: 「ワクワクと読書で月収up」kazu＠シンガーのブログ

2016年01月12日

【読書記事】一般会社員にはなかなか出来ることではありませんが、心がけたいものです「ＣＡの私がＶＩＰのお客様に教わった話し方のエッセンス」高橋くるみ・著

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おはようございます。

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粋で、上質なＶＩＰの話し方とは？

今回紹介する本は、
CAの私がVIPのお客様に教わった話し方のエッセンス高橋くるみ・著（JAL元CA）

著者の高橋さんは元日本航空のキャビン・アテンダントで、
そのほか外資系航空会社2社を含め、13年もの間ＣＡとしてフライトされたという実績の持ち主です。

ＣＡという職業柄、ファーストクラスに乗るＶＩＰと話すことも多いという高橋さん。
万単位でのお客様のお世話をされた中で、やはり印象に残るのは、「言葉」や「話し方」なんだそうです。

例えば、

①「私の言っていること、わかる？」

②「私の言っていること、わかりにくいかな？」

自分の言葉が相手に伝わっているかどうか確認したい時、
皆さんはどちらの言葉で問いかけますか？

多分、普通に考えて①の方だと思います（私もです）

ところが、ＶＩＰは語尾づかいがどうも違うらしい…

CAという職業では、ＶＩＰにワインを勧める役割がありますが、
高橋さんはどうも下戸らしく、お酒が好きではありません。
なので、ＶＩＰの皆さんにワインを選んでいただき、おすすめのポイントなどを教えてもらえるようお願いするそうです。

教えをいただく際にさすがと感じたのが、言葉づかいならぬ、「語尾づかい」でした。
説明の随所や、言葉尻に、
「僕の説明でわかるかな？」
「ちょっと難しい内容だけど」
「これはすでにご存じだと思うけど」
といったように、相手の気持ちをうまく会話に取り入れるサービス精神を織り込んでくださり、気持ちよく会話が進んでいたのです。

その筋でプロと評され、ＣＡの誰もがその方のプロフィール（肩書きや経歴）を存じ上げる方は総じて、若輩の私たちに何かを教えてくださる際に大きな共通点があります。
それは、
①「わかる？」と上から指導するスタンスは皆無
②「わかりにくくない？ちょっと説明が足りないかな」と、必ず最後に相手の気持ちやプライドを大切にしたいという温かみが込められている。
この２点です。(p16)

ＶＩＰとしてのキャリアを持ちながらも、相手を認める姿勢を崩さない。

たったこれだけのことですが、やはり凡人と違うのかなと感じました。

そのほか、ＶＩＰと高橋さんとの心温まるエピソード、失敗談や、
ＣＡはどこで仮眠してるの？といった素朴な疑問などが掲載されています。

話し方をちょっと変えてみたい方は…是非本書をどうぞ！

CAの私がVIPのお客様に教わった話し方のエッセンス高橋くるみ・著（JAL元CA）

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