【読書記事】ヤクザ相手に一ミリも引かない姿勢が素晴らしい「日本一のクレーマー地帯で働く日本一の支配人」三輪康子・著: 「ワクワクと読書で月収up」kazu＠シンガーのブログ

2015年12月28日

【読書記事】ヤクザ相手に一ミリも引かない姿勢が素晴らしい「日本一のクレーマー地帯で働く日本一の支配人」三輪康子・著

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おはようございます。

ブログ管理人のカズです。

いつも当ブログをご愛顧いただきありがとうございます<(_ _)>

東洋随一の歓楽街、歌舞伎町のホテルを任された支配人の奮闘！

今回紹介する本は、
日本一のクレーマー地帯で働く日本一の支配人―怒鳴られたら、やさしさを一つでも多く返すんです！―三輪康子・著

プロフィール欄には、

新宿歌舞伎町にある有名ホテルグループに勤める現役支配人。
全国津々浦々にあるグループ内で過去何度も「売上日本一」となる。
その実績とチームワークのよさ、クレーム対応、地域への貢献が評価され、2010年度ＭＶＰ賞を受賞。東洋一の繁華街・歌舞伎町のどまんなかの大型店舗にもかかわらず、高稼働率を維持。スタッフはアジア系外国人も多いなか、ダントツの結束力を誇る。

日本一のクレーマー地帯で先頭に立って部下を守りながら、モンスタークレーマーを体当たりで受け止め、次々にファンに変えた伝説の名物支配人

そして、地元・新宿警察署からは
「歌舞伎町のジャンヌ・ダルク」と尊敬をこめて呼ばれている

と書かれています。
一見、「持ち上げ過ぎなんじゃね？」という文章にも思います。

が、
それが、いささかの誇張も無い事実であるのは、本書を読めば分かります。

何せ、場所はあの「新宿歌舞伎町」。
三輪さんの赴任当初は、ヤクザはロビーでたむろし、年がら年中クレーマーにカモられるようなホテルでした。

三輪さんも最初は、
・日本刀を振り回される
・ロビーでカツアゲをしているヤクザに罵声を浴びせられる。
など、罵声を浴びせられない日はなかったでしょう。

それでも、
スタッフが安心して働けるホテルをつくりたい。
その一心で、率先してクレーム対応されたといいます。

そんな三輪さんは、開業医のお父さんに、

「怒っている人に怒り返してはいけない。
怒っている人には、余計やさしい言葉でお返ししなさい」（p145）

と教えられたと言います。

確かに非常に難しいことです。
「怒鳴られたら、怒鳴り返したい」と思うのは、人とすれば至極当たり前のことですから。

三輪さん自身、
すべてが順風満帆だったわけではなく、
信じていた人に裏切られたり、誤解されたり、思いもよらぬ辛い思いもされているといいます。

それでも、
「おもいやりとやさしさ」を持ってこれからも頑張りたいという三輪さんの姿に、

私は強く心を動かされました。
何度も読み返してしまいます！

接客業の皆さんのみならず、
仕事で辛い思いをされている方必見の書です。

日本一のクレーマー地帯で働く日本一の支配人―怒鳴られたら、やさしさを一つでも多く返すんです！―・三輪康子

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