【読書記事】極限状態まで追い詰められた男が、何故復活出来たのか？「30歳で400億の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由」杉本宏之・著: 「ワクワクと読書で月収up」kazu＠シンガーのブログ

2015年12月22日

【読書記事】極限状態まで追い詰められた男が、何故復活出来たのか？「30歳で400億の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由」杉本宏之・著

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おはようございます。

ブログ管理人のカズです。

いつも当ブログをご愛顧いただきありがとうございます<(_ _)>

地獄からのカムバックを成し遂げた男とは…

今回紹介するのは、
30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由杉本宏之・著

高卒でありながら、若くしてトップ営業マンの地位を築き、
退社後、のちの総合不動産企業である「エスグランド」を立ち上げ、
名古屋証券取引場へ業界最年少で上場を果たすなど、
起業家として地位を築き上げてきた著者

しかし…

リーマンショックで業績が悪化。

気がつけば…400億という多額の負債を抱えることに…
まさしく生き地獄。
債権者、銀行、弁護士、
そして一部の一般庶民など、
ありとあらゆるところから非難と罵声を浴びた杉本さん。

ここまでくると、普通の人なら正直逃げたくなっちゃいますよね。
国外逃亡だったり、
はたまた、自ら命を絶とうとしたり…

でも、杉本さんは逃げなかった。

いきり立つ債権者の目の前に立ち、罵声を浴び続けた。

民事再生、自己破産という奈落の底まで転落しても、
命を絶とうとしなかった。

何故なんだろうなと考えると、
やはり、エスグランドの仲間や、社長仲間、支援者などの温かい言葉、激励があったからだと思います。

杉本さんの恩人の一人として、
現在、東北楽天イーグルス球団社長を務める、立花陽三氏の名を上げたわけですが、

かつて杉本さんは、こんな言葉を言われたと言います。

リーマン・ショックでいよいよエスグランドがダメになるかもしれないという頃のことだ。
敏腕金融マンとして心から信頼している立花さんに、自分のなかで揺れている気持ちを包み隠さず相談したことがあった。

「お前がこんな相談に来るなんて、本当に追い込まれているんだろう。
でもな、逃げることは絶対に止めろ。
はっきり言って、400億近い負債を抱えているお前とは俺も関わりたくない。
でも、すべてを失ってゼロになって、そこから這い上がろうとするお前なら、俺はいくらでも助けてやる。同じ倒れるにしても。背中を見せて倒れるな。正々堂々と、前のめりに倒れるんだ」
この言葉で、私の迷いは消えた。(p181)

私も、杉本さん同様、立花さんの力強い言葉にグッときました。

起業家の成功本あるいは失敗本などの類は、
レビューでも辛辣に書かれることが多いです。

アマゾンのレビューでも、「薄っぺらい」とか「自分のことばかりで反省が無い」など書かれることがあります。
多分、堀江貴文氏と親交があるだけに、余計にそう思われるのかもしれませんね。

ですが、
当事者の立場として読んでもらえると、心にグッとくるものがある、と、私は感じました。
400億の負債から立ち直れる人は、そうはいないと思います。

何かにトライして、今挫折している方は是非一読ください。
30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由杉本宏之・著

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