【読書記事】シャアの生き方から人生を学ぶ、必見の書「評伝シャア・アズナブル」（上）皆川ゆか: 「ワクワクと読書で月収up」kazu＠シンガーのブログ

2015年08月14日

【読書記事】シャアの生き方から人生を学ぶ、必見の書「評伝シャア・アズナブル」（上）皆川ゆか

おはようございます。
ブログ管理人のカズです。

当ブログにお越しいただきありがとうございます(#^.^#)

今回は読書記事ということで、紹介する本は…

「評伝シャア・アズナブル」皆川ゆか　著

「機動戦士ガンダム外伝　ＴＨＥ　ＢＬＵＥ　ＤＥＳＴＩＮＹ」の著者としても知られ、

「機動戦士ガンダム公式百科事典」の編著者でもある皆川さん。

その皆川さんの著作なんですから…

当時、地元の書店で発見して「即買い」した記憶があります。

裏表紙に、
「ヘンな仮面に真っ赤なコスチューム。(笑)
地球侵略を企んでそうな格好の「アニメの敵役」は、
しかしその生臭い言動をもって我々に思索の種を埋め込んだ。
人はなぜ憎むのか。なぜ閉塞するのか。どこでまちがえるのか、と」
と、「亡国のイージス」の著者、福井晴敏氏の推薦文もあります

上巻にあたる本書は、
ファーストガンダムから「Ｚガンダム」中盤まで、
Ｃｈａｐｔｅｒ１～12まで、シャアの名言と共に時系列に従って書かれています。

ちなみにＣｈａｐｔｅｒ１はあの名言
「認めたくないものだな…。自分自身の、若さ故の過ちというものを」
ですが…

ヲタの皆さんならご存知でしょうが、
この時のシャアは、少佐という階級ではあるけれど、まだ二十歳ですらないわけです。

クールなまでに自分を客観視するシャアの姿勢が凄い。

だからこそ、自分の能力を見切ってしまうんですね。

「彼は常人よりは上位でありながら、ニュータイプとしては二流という、
きわめて中途半端な才能を与えられていたのである」（本文ｐ135）

理想と現実のギャップに常に悩まされてしまうわけです。

そんな逆境の中でどう生きるのか？

そのことを考えると、ガンダムヲタさんだけでなく、ビジネスマンにも必見ではないかと思います。