LED電球交換: 我が家の節約備忘録

2017年05月15日

LED電球交換

ある程度使用頻度の高い白熱電球はLED電球に変えたほうが費用的にメリットがあります。

我が家では、浴室とダイニングの電球をLED化したほうがいいということが分かりました。

早速、交換してみたいところですが心配事が３つあります。

１：すぐ切れないか
２：交換するだけでいいのか
３：明るさは大丈夫か

「すぐ切れないか」
これについては実際使ってみないと分からないので、保証のあるものを探しました。するとパナソニックで２０１６年１２月より５年のLED電球保証制度を開始したことが分かりました。

保証書やレシートより購入時期を、購入時期が分からないものはLED電球に刻印されている製造ロット番号で製造月を確認し、いずれも５年間保証してくれることになったようです。
製造ロット番号は右の写真の丸印のところに印刷されており最初の２文字が年月を示しています。
ちなみに６Ｅは２０１６年５月製造です。
少しでも保証を長くするなら、製造月より購入日が分かるものを持っているほうがいいです。

これは過去に購入したものについても保証してくれるので、大変すばらしい制度だと思います。
ということで「すぐ切れないか」については、パナソニック製のLED電球を購入すれば、５年以内で切れても電気代２年で元がとれると計算で出ているので、損することは絶対ありません。

他にも浴室で使用する場合、密閉タイプの照明器具で熱によってLED電球の寿命が短くなる可能性があるので、密閉型器具対応を選択します。

また今使っている白熱電球に光り方が出来るだけ近くなるよう、全方向タイプ（２６０度）を選択しました。パナソニックのLED電球には価格的に全方向タイプより安価な広配光タイプ（１８０度)があり、光り方に問題なければこれを使うのもいいと思います。

電球の色についても白熱電球に近くなるよう、電球色相当のものを選択しました。他にも昼白色、昼光色がありましたが、浴室では暖かい光の方がいいので電球色がいいと思います。

「交換するだけでいいのか」
基本的にはそのまま交換でいいのですが忘れがちなのがサイズです。LED電球は従来の白熱電球より若干サイズが大きくなり使用場所によっては使えない可能性があるのです。実際のサイズ的には直径が４ｍｍ、長さが８ｍｍ大きくなります。
浴室の照明には基本的に密閉するカバーが付いており接触する可能性がありますが、我が家の照明では８ｍｍ程度長くなるくらいでは問題ありませんでした。

「明るさは大丈夫か」
一般的には口金Ｅ２６の白熱電球６０ｗの場合、LED電球に変えるときは全光束８１０ルーメンが同等といわれていますので、それを選択しました。実際に点灯してみたところ、写真では若干色合いの違いが分かりますが、実際人の目では明るさも色合いもほとんど差がありませんでした（写真の左照明は白熱電球、右照明がLED電球使用）。

ということで、浴室の白熱電球をLED化しました。長く使えば使うほど節電に効果があります。

★浴室照明のLED化による電気代のシミュレーションをしました
現在の照明
・電球：白熱電球６０Ｗ×２個
・電力：１０８Ｗ（２個）
・電球寿命：２０００時間（２０００時間÷３ｈ／日÷３６５日＝約１．８年）
・年間電気代：３，１９３円

比較ＬＥＤ照明
・電球：密閉型対応ＬＥＤ（Ｅ２６）全方向タイプの電球色
・電力：７．８Ｗ×２個
・電球寿命：４００００時間（４００００時間÷３ｈ／日÷３６５日＝約３６．５年）
・電球購入価格：２０００円
・年間電気代：４６１円（１５．６ｗ×２７円／ｋｗｈ×３ｈ／日×３６５日）

比較条件
・現在使用している照明本体は交換せず電球のみ交換する
・浴室の照明使用時間は１日３時間とする
・電気代は１ｋｗｈ当り２７円とする

シミュレーション
白熱電球年間電気代＝３，１９３円
LED電球年間電気代＝４６１円
差額＝３，１９３円－４６１円＝２，７３２円
ＬＥＤ電球代２０００円×２個＝４，０００円

以上の結果より、前回のシミュレーションどおり２年で電気代によって元が取れることが確認できました。

ダイニングについては口金Ｅ１７の６０ｗミニクリプトン電球で今回とはサイズが違うこと、調光タイプのため一般的に調光未対応なLED電球が使えないことにより今回は見送りました（パナソニックではＥ１７の６０ｗ型で調光タイプが無い）。