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2012年07月02日

倉庫とセンターの相違点

一、 倉庫
1、倉庫の定義
別棟で建てられた有形の物品を保存・収納する施設を指す。
2、倉庫業の内容
倉庫業者の大きな機能は、「倉庫」という、工場から出荷されたり輸入されたりした製品を小売店に輸送するまでの間一時的に保管しておく、物流における重要な中継点となる施設を持ち、その施設のスペースと保管サービス(保管、荷役、場合によっては仕分けや輸送など)を他の会社に提供することである。また、スペースのみを他の会社に賃貸し、荷役や運送はその会社が独自に行う「貸庫(たいこ)」という不動産業のような形態もある)。
特に港湾の保税地域などで、通関前の外国貨物である輸入品を保管する倉庫は「保税倉庫」などと呼ばれている。また、倉庫業法の規定では、建物や工作物(簡単な上屋)などだけでなく、水面に木材を浮かべるような貯木場(往年の木場など)や、貨物やコンテナなどを野積みするための地面(コンテナターミナルなど)も倉庫とみなされている。
立地場所としては、貿易港の周辺の埋立地、郊外の高速道路のインターチェンジの近くなど、港湾・空港・幹線道路・鉄道などへのアクセスが容易な場所に立地していることが多い。
3、倉庫の形態
収納する物品によって、
• 常温で保存する普通の倉庫
• 美術品などのため空調・湿度調整を備えた「定温・定湿庫」
• 食品を保管する「冷蔵・冷凍倉庫」
に分けられる。輸入食品などを消毒する燻蒸庫を備えた倉庫や、危険品など物品によってはさらに防火や防水対策などが強化された倉庫もある。

4、倉庫の配送センター化
もっとも現在、各企業は在庫の削減や、ジャストインタイム生産システム(JIT)によるリードタイムの軽減など、貨物の滞留時間をいかに減らし物流コストを下げるかで頭を悩ませている。サプライチェーン・マネジメントなどロジスティクスの高度化により、倉庫は入ってきたものを何ヶ月も保管する場ではなく、海外や国内から原料が集められて工場に送られ、生産された商品が小売店に配送され販売されるまでの、「物流チェーンの一部」となりつつあり、貨物の滞留時間も早い場合、数時間や数日以下にまで短くなってきている。
二、 物流センター 
1、物流センターの定義
 物流のネットワークは物流経路と物流拠点で形成されるが、物流拠点のうち、企業によって整備、運用される配送センター・流通センターなどを物流センターと呼ぶ。
2、物流センターの目的
 時間的・場所的効用を生み出す施設である物流センターは、生産と消費を結ぶ流通部門にあって、次のような目的を担っている。
  @生産と消費の時間的・場所的離隔を調整する。
 A分散保管された在庫を集約し、保管・荷役を含む在庫管理効率の改善する。
  B需要地に近接した保管を実現して、顧客サービス水準を向上させる。
  C安全な在庫を実現して、顧客サービス水準を維持する。
  D輸送コストを圧縮するために、ロット輪送や末端配送への結節点
  E商流活動と物流活動との分離・効率化
  F輸送効率改善のための消費地での組立て・加工
 
(3) 物流センターの機能と分類
 物流センターには保管機能、積換え機能、仕分機能、流通加工機能、配送機能、情報機能がある。 物流センターは重視する機能如何によって性格を異にし、立地や建屋構造、規模、施設、設備も異なる。
 例えば保管用面積と配送用面積に関して、各種物流センターのあいだには図2のような関係がある。メーカーの施設である原料倉庫や製品倉庫の主な機能は保管であり、配送センターやデポなどは仕分け・配送機能を主とする施設である。しかし最近、工場から需要者へ直接配送する直送化が増えており、製品倉庫の配送機能を重視する傾向が見られる。
 配送センターを分類すると次のようになる。
 @運営主体から:メーカー、商社・問屋、小売店の三系列 
A立地から  :a.港湾型と内陸型、b.生産地型と消費地型。
 B所有者から :自社専用、営業用、共同利用。
 C物流段階から:管轄テリトリとして全国、地域、地区

三、倉庫とセンターの相違点
物流拠点の機能は主に保管機能、品揃え機能、出荷単位調整機能、混載機能、納期遵守機の5つが挙げられます。保管機能は企業固有の条件で発生し、「保管」することが目的になるため保管機能のウェイトが高い物流拠点であれば倉庫と言い換えられます。一方でそれ以外の機能(品揃え機能、出荷単位調整機能、混載機能、納期遵守機能)は顧客サービスにウェイトをおいた物流拠点の位置づけとなり、これが物流センターと言い換えられます。物流センターでの効率的な作業をするためには、ピッキング効率と仕分け効率のアップが重要となります。次回出荷分の在庫だけが物流センター内にあることが理想です。つまり、当日入庫した商品を保管することなく出荷することができれば作業生産性はあがります。物流センターでは、常に作業効率を上げる方法を考えていかなくてはなりません。

     
     







posted by jacky at 23:01| 物流
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