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2015年09月07日
再販ランクル70で瀞川氷ノ山林道情報(兵庫県) by4WD一筋さん
2015年08月22日
2015年08月20日
再販ランクル70で群馬県遠征 栗原川林道など訪問記 その3
ダラダラ続いた林道体験記(林道がダラダラという意味ではないので誤解なきよう。)はこれで完結。
14:31分頃 まだ中間地点の登山道入口にも着かないけれど、既に入林道してから1時間が経過。
道を探しながらもなんとか遅れ遅れに道を示していたナビもついにお手上げか、白地を車が彷徨う状態に突入。
最近、ナビの地図データを2015年版に更新したとかそんなことは全く関係なしだ。
この林道では片側が山、反対側が谷というのが基本的なシチュエーションだけれど、山側からの落石が道路部分を塞いた後、道路部分だけ取り除かれている部分がそれこそ山のようにある。
この写真の部分は木製柵がかろうじて岩をせき止めた感じになっていて迫力満点。
さらに進むと、今度は、ほぼ全体が水たまりと化した橋もあった。
もちろん水深は大したことはないけれど、これだってなかなかお目にかからない状況。
確かこのあたりだったと思うけれど、ようやく埼玉、千葉あたりのナンバーを付けたジムニー2台とすれ違い、オフロードバイク一台が後ろから猛追してきて、追い抜かせる、ということがあった。
今まで寂しいと思っていたのに、狭い道で対向車やあおるように近づいてくるバイクを見ると、「むむぅ」なんて思うのだから人ってのは・・・林道の道幅と同じくらい狭い心の持ち主であることがバレてしまうか・・・
その後、またしばらく走って久々に降りて記念撮影。
まだまだ続く凸凹道。
落石にぼこぼこにやられた痛々しい姿を晒すガードレール。
15:08頃 そしてようやく到着したのが、勝手に中間地点と思っている「皇海山登山道入口」。
ここまで来るのになんと1時間半が経過。
いやぁ、長い。初の林道を「どうせなら長いほうがいいじゃん」なんて感覚で選んだけど、よくよく考えてみると、普通の道だって40kmって結構な距離だもん。
ここでも家族を車から降ろして記念撮影しようと思ったけれど、もう、そんなこと言ったら「あほか」と言われそうな雰囲気なので断念。
1人車を降りて走り回って橋の上からきれいな沢の写真を撮ったり、愛車70の姿をとったり、ひとしきり1人でチェックポイントを楽しんでから、再スタート。
ちなみにこの時点で確認してもまだビックな紙オムツはご健在。
15:36頃 そして、そこからさらに凸凹道を進むこと約30分。ついにあの素掘りトンネルに到着。
お風呂道さんやyodarowさんからいただいた写真を見ていた家族も、さすがにここではテンションが上がって、車から降りて記念撮影。写真で見ていたとおり、やっぱり雰囲気あるなぁ。
一応言い訳すると、普段はのんびり撮影なんかできないのかもしれないけど、この日は本当に全く対向車も後続車も来ないので、記念写真撮り放題だった。
さぁ、ここまで来るとあと少しでゴールなんじゃないかと、温泉を楽しみにする子供にも活気が戻ってきたのだけれど、ここからも意外と長くて、揺られることさらに30分。
このあたりまで来ると、車内では「まだ続くのか」「もういいんじゃないのか」「温泉はいつ入れるんだ」という暖かい言葉が連呼されるように・・・これだけ長丁場になってくるとさすがに「うるせぇ」とも言えず、ひたすらドライブ。
そして、確かこのあたりだったと思うのだけれど、前に黒い群馬ナンバーのミニバンが見えてきた。こちらが時速20km位でガタガタを走っていたのだけれど、先方はブレーキランプ付きっぱなしでほとんど止まっているような感じに見える。
あっという間に近づいてしまったので、少し離れて様子をみるけれど、どちらかというと車高の低いタイプの車で、相当難儀しながら進んでいる様子。
すぐに避難帯に避けて道を譲ってくれたので、先に来たけれど、その後の道には、とてもその車の車高では無理そうな大きめの石が道の真ん中に落ちていたりして、一体出口までどれくらい時間がかかるんだろうと思ってしまった。地元車なんだから大丈夫なんだろうけど・・・
16:10頃 そしてついに、出口(追回側入口)の看板があるところに到着。
入ったのが13:30頃なので、実に160分(2時間40分)の初体験が終了。
いやぁ、こりゃ長かった。
購入以来、柄にもなく洗車したりして、比較的きれいな状態をキープしてしまっていた愛車もようやく本来の姿に近づくことができて嬉しそうだ。
まだ濡れてるうちはわかりにくいけれど、これが乾いて白くなれば、もっといい感じに仕上がることだろう(と思ったのだけれど、その夜の雨で結構きれいになってしまった・・・残念)。
さぁ、それでは旅館に、とそそくさと舗装路を走り始めたのだけれど、空けた窓から聞こえるリズミカルな「カンカン・・カン・・カン」そしてときどき「ドカッ」という音。
停まってタイヤを見ると、そりゃもうたくさんの石が溝に入っている。
余りに基本的過ぎて誰も言わないけど、こういうのは、取ってから走るのがマナーなんだろうなぁ。
音がうるさいとか、自分の車にあたるとか、それ以前に、道路上に石をばら撒くことになっちゃうわけで、飛び石の原因なんかにもなりかねないもんな。
というわけで、旅館についてからだけど、大きめのものはドライバーでこじって外しておいた。
我が家の夏の群馬旅行の隠れた本命である林道体験はこれにて終了。でも3日間の群馬旅行はまだ1日目が終わりに近づいたばかり。日記ですから・・・
以下、林道体験記
14:31分頃 まだ中間地点の登山道入口にも着かないけれど、既に入林道してから1時間が経過。
道を探しながらもなんとか遅れ遅れに道を示していたナビもついにお手上げか、白地を車が彷徨う状態に突入。
最近、ナビの地図データを2015年版に更新したとかそんなことは全く関係なしだ。
この林道では片側が山、反対側が谷というのが基本的なシチュエーションだけれど、山側からの落石が道路部分を塞いた後、道路部分だけ取り除かれている部分がそれこそ山のようにある。
この写真の部分は木製柵がかろうじて岩をせき止めた感じになっていて迫力満点。
さらに進むと、今度は、ほぼ全体が水たまりと化した橋もあった。
もちろん水深は大したことはないけれど、これだってなかなかお目にかからない状況。
確かこのあたりだったと思うけれど、ようやく埼玉、千葉あたりのナンバーを付けたジムニー2台とすれ違い、オフロードバイク一台が後ろから猛追してきて、追い抜かせる、ということがあった。
今まで寂しいと思っていたのに、狭い道で対向車やあおるように近づいてくるバイクを見ると、「むむぅ」なんて思うのだから人ってのは・・・林道の道幅と同じくらい狭い心の持ち主であることがバレてしまうか・・・
その後、またしばらく走って久々に降りて記念撮影。
まだまだ続く凸凹道。
落石にぼこぼこにやられた痛々しい姿を晒すガードレール。
15:08頃 そしてようやく到着したのが、勝手に中間地点と思っている「皇海山登山道入口」。
ここまで来るのになんと1時間半が経過。
いやぁ、長い。初の林道を「どうせなら長いほうがいいじゃん」なんて感覚で選んだけど、よくよく考えてみると、普通の道だって40kmって結構な距離だもん。
ここでも家族を車から降ろして記念撮影しようと思ったけれど、もう、そんなこと言ったら「あほか」と言われそうな雰囲気なので断念。
1人車を降りて走り回って橋の上からきれいな沢の写真を撮ったり、愛車70の姿をとったり、ひとしきり1人でチェックポイントを楽しんでから、再スタート。
ちなみにこの時点で確認してもまだビックな紙オムツはご健在。
15:36頃 そして、そこからさらに凸凹道を進むこと約30分。ついにあの素掘りトンネルに到着。
お風呂道さんやyodarowさんからいただいた写真を見ていた家族も、さすがにここではテンションが上がって、車から降りて記念撮影。写真で見ていたとおり、やっぱり雰囲気あるなぁ。
一応言い訳すると、普段はのんびり撮影なんかできないのかもしれないけど、この日は本当に全く対向車も後続車も来ないので、記念写真撮り放題だった。
さぁ、ここまで来るとあと少しでゴールなんじゃないかと、温泉を楽しみにする子供にも活気が戻ってきたのだけれど、ここからも意外と長くて、揺られることさらに30分。
このあたりまで来ると、車内では「まだ続くのか」「もういいんじゃないのか」「温泉はいつ入れるんだ」という暖かい言葉が連呼されるように・・・これだけ長丁場になってくるとさすがに「うるせぇ」とも言えず、ひたすらドライブ。
そして、確かこのあたりだったと思うのだけれど、前に黒い群馬ナンバーのミニバンが見えてきた。こちらが時速20km位でガタガタを走っていたのだけれど、先方はブレーキランプ付きっぱなしでほとんど止まっているような感じに見える。
あっという間に近づいてしまったので、少し離れて様子をみるけれど、どちらかというと車高の低いタイプの車で、相当難儀しながら進んでいる様子。
すぐに避難帯に避けて道を譲ってくれたので、先に来たけれど、その後の道には、とてもその車の車高では無理そうな大きめの石が道の真ん中に落ちていたりして、一体出口までどれくらい時間がかかるんだろうと思ってしまった。地元車なんだから大丈夫なんだろうけど・・・
16:10頃 そしてついに、出口(追回側入口)の看板があるところに到着。
入ったのが13:30頃なので、実に160分(2時間40分)の初体験が終了。
いやぁ、こりゃ長かった。
購入以来、柄にもなく洗車したりして、比較的きれいな状態をキープしてしまっていた愛車もようやく本来の姿に近づくことができて嬉しそうだ。
まだ濡れてるうちはわかりにくいけれど、これが乾いて白くなれば、もっといい感じに仕上がることだろう(と思ったのだけれど、その夜の雨で結構きれいになってしまった・・・残念)。
さぁ、それでは旅館に、とそそくさと舗装路を走り始めたのだけれど、空けた窓から聞こえるリズミカルな「カンカン・・カン・・カン」そしてときどき「ドカッ」という音。
停まってタイヤを見ると、そりゃもうたくさんの石が溝に入っている。
余りに基本的過ぎて誰も言わないけど、こういうのは、取ってから走るのがマナーなんだろうなぁ。
音がうるさいとか、自分の車にあたるとか、それ以前に、道路上に石をばら撒くことになっちゃうわけで、飛び石の原因なんかにもなりかねないもんな。
というわけで、旅館についてからだけど、大きめのものはドライバーでこじって外しておいた。
林道体験記はここまで
我が家の夏の群馬旅行の隠れた本命である林道体験はこれにて終了。でも3日間の群馬旅行はまだ1日目が終わりに近づいたばかり。日記ですから・・・
2015年08月19日
再販ランクル70で群馬県遠征 栗原川林道など訪問記 その2
まだまだ続く、ランクル70での林道遠征記。くだらない内容だけど、日記ですから・・・
13:30頃 皇海山入口の看板を左折して小さな橋を渡ると、いよいよ林道初体験スタート。最初のうちは舗装路で、田畑の間を進むような感じだけど、次第に山深い雰囲気になってくる。
すぐに道路脇に物騒な看板。「熊」なんて、冗談でしょ、と思うんだけど、こんな看板作るからには本気らしい。
気をつけたいけど、どうやって?遊び気分で行くなってことだとすると、やろうとしてることを全否定されてることに・・・とにかく気を付けます。
しばらくすると、舗装路が終了。ついにダートがはじまる。
山深い雰囲気がドンドン増して、こんななんちゃって野郎が来ちゃって大丈夫かな?と微妙にドキドキ。
午前中に雨が降ったから?お盆最終日だから?人も車も全然いない、よりによっての貸切林道な感じ。露天風呂なら貸切は気楽でいいけど、どうなんだろ?
13:40頃 しばらく進むと、事前情報で知ってい、チョット楽しみにしていたチェックポイントの鹿除けゲートが現れる。
小雨が降る中で、さぁ、開けようと思ったとき、またしても「熊出没注意」の赤い文字。ゲートの中央に2枚ドーンと貼られている。
ゲート明けに行かなきゃいけないのに、降りたくなくなるなぁ〜。どこかにリモコンないのか?と言っていてもなさそうなので、しぶしぶ降りて開ける。
人気のない小雨降る森のなか、森のくまさんには出会いたくないもんだ。
そして、ゲートを開けて入ったら、ちゃんと閉めておく。
家のトイレのドアのように、少し苦言を呈されれば済む問題ではないから、ここはキッチリやっておいた。
このゲートを閉めて振り返ると、なんかジュラシックパークに入ったような、いよいよ感が盛り上がる。
進み始めると、朝から?前夜から?雨が降ったり止んだりしているため、道の所々に大小の水たまりができていて、通るたびにザパーンという音がして、子供達は大喜び。
乱暴な運転のせいで小さな頭がベッドバンキングしちゃってるのが気になるが、致し方ない。
天気が悪くて薄暗いし、対向車、後続車、バイク、熊も全然来ないので、ちょっと寂しいけど、静かな林道の雰囲気と景色は素晴らしい。目も、肺も綺麗になるような気がする。
13:47頃 今回の林道体験に来る前、林道の全体像が分かりやすい地図やルート図が見つけられず、道に迷わないか少し心配だったけれど、林道上の分岐などのポイントにはちゃんと「皇海山」の方向を示す看板があって、安心して進むことができた。
道の脇はほとんどの部分でガードレールもなく、崖下の沢が見えていたりするので、よそ見なんかもっての他、道に動物が飛び出してきて反射的に崖側に避けたりしたら大変なことになるなぁ、と思うと、お尻がヒュルヒュルっとして何とも言えない緊張感がある。
13:53頃 そんなことを思いながら、未だ誰とも遭遇せずに先に進んでいくと、赤っぽい木を大量に積み上げた材木置場が見えてくる。
林道はまさにこういう仕事の人のための道なんだな、と社会勉強。
そしてさらにひた走る。ここまでまだ誰ともすれ違ったりしていない。貸切と喜ぶべきなのか、こういう雨の日は来ちゃダメなのか、微妙だなぁ、と思い始める。
まぁ、それでもここまで来たら進むしかない。そして進んでいくと、十字路のように林道が左右と直進に分かれていて、左右の林道は進入禁止になっているところに到着。
このあたりでは突然晴れてきて暑くなってきた。
ここで早くも若干のウンザリ感を醸しつつある家族の士気を高めるために、車から降ろして記念撮影。ディズニーシーで大行列の末にダーフィーとかいうドデカい熊と写真を撮るよりは、はるかに素晴らしいと思うんだけど、そのテンションの低いことと言ったら・・・
そして、看板にふと目をやって、恥ずかしい大発見。「コウカイザン」じゃなくて「スカイサン」だったぁ・・・wordでも変換でちゃんと出てくるじゃないか。
まぁ、観光協会の作った冊子によると、昔はコウガイザン、と呼ばれていたのが変化してきたらしいから・・・それにしても「スカイ」ってカッコいい名前だ。
そこにはこんな看板もあって間違いなく「栗原川林道」を走っていることを確認。
さて、暑いから車に戻りたいだの、山の風を満喫なんてのんきなこと言ってないでエアコンかけろとか、文句ばかりの従順な家族たちを車に押し込んで、さらに先へ。
運転席から外を眺めると、沢があり、そのうち、きれいな滝のような景色も出てきたりして、目の保養になる。家族よ、よく目を開けてこういうのを見ときなさい。
さらに細い道を進んでいく。オムツは相変わらず、ピントルフックにぶら下がって異臭を放ち続けている。これがあればクマも寄ってこないか?それとも逆効果か?
14:17頃 この頃になってもまだ雨が降ったりやんだりしていて、崖からも水が流れているし、道路にも水たまりがたくさんできている。
14:30頃 晴れた林道を進み続ける。
ここまでで林道に入ってから約1時間。
相変わらず対向車も全く来ないので降りて写真を撮ったりしながら、のんびり進んでいたとはいえ、1時間ぶっ通しで凸凹道を走り続ける経験なんて、私も初めて。
凸凹もボケッと突っ込むと、結構頭が揺れるくらいのものもあるし、それが延々と続いて、最初はワイワイ喜んでた子供も、一人はチャイルドシートで爆睡モードに突入。もう一人は早く旅館で温泉に入ろうを連呼。ナビゲーターまでもが謎の睡魔(本人曰く高山病)に襲われ始めたため、写真撮影もそっちのけで、凸凹の振動と合わさって頭が取れるんじゃないかと思うような見事なコックリコックリを開始。
まだ折り返し地点の皇海山登山道入口にも到達していないのに、一人旅の様相を呈してきてしまった。(続く・・・)
張り切ってナビゲーター兼カメラマンを配置して、写真をいっぱい取ってきてしまったので、くだらない解説とともに紹介していると、いつになったら終わることやら、という感じになってきてしまった。
ただ、幸い、このあたりでナビゲーターが昇天、写真が少なくなってくるので、次からはなるべく先を急ぎたいと思う。
以下、林道体験記
13:30頃 皇海山入口の看板を左折して小さな橋を渡ると、いよいよ林道初体験スタート。最初のうちは舗装路で、田畑の間を進むような感じだけど、次第に山深い雰囲気になってくる。
すぐに道路脇に物騒な看板。「熊」なんて、冗談でしょ、と思うんだけど、こんな看板作るからには本気らしい。
気をつけたいけど、どうやって?遊び気分で行くなってことだとすると、やろうとしてることを全否定されてることに・・・とにかく気を付けます。
しばらくすると、舗装路が終了。ついにダートがはじまる。
山深い雰囲気がドンドン増して、こんななんちゃって野郎が来ちゃって大丈夫かな?と微妙にドキドキ。
午前中に雨が降ったから?お盆最終日だから?人も車も全然いない、よりによっての貸切林道な感じ。露天風呂なら貸切は気楽でいいけど、どうなんだろ?
13:40頃 しばらく進むと、事前情報で知ってい、チョット楽しみにしていたチェックポイントの鹿除けゲートが現れる。
小雨が降る中で、さぁ、開けようと思ったとき、またしても「熊出没注意」の赤い文字。ゲートの中央に2枚ドーンと貼られている。
ゲート明けに行かなきゃいけないのに、降りたくなくなるなぁ〜。どこかにリモコンないのか?と言っていてもなさそうなので、しぶしぶ降りて開ける。
人気のない小雨降る森のなか、森のくまさんには出会いたくないもんだ。
そして、ゲートを開けて入ったら、ちゃんと閉めておく。
家のトイレのドアのように、少し苦言を呈されれば済む問題ではないから、ここはキッチリやっておいた。
このゲートを閉めて振り返ると、なんかジュラシックパークに入ったような、いよいよ感が盛り上がる。
進み始めると、朝から?前夜から?雨が降ったり止んだりしているため、道の所々に大小の水たまりができていて、通るたびにザパーンという音がして、子供達は大喜び。
乱暴な運転のせいで小さな頭がベッドバンキングしちゃってるのが気になるが、致し方ない。
天気が悪くて薄暗いし、対向車、後続車、バイク、熊も全然来ないので、ちょっと寂しいけど、静かな林道の雰囲気と景色は素晴らしい。目も、肺も綺麗になるような気がする。
13:47頃 今回の林道体験に来る前、林道の全体像が分かりやすい地図やルート図が見つけられず、道に迷わないか少し心配だったけれど、林道上の分岐などのポイントにはちゃんと「皇海山」の方向を示す看板があって、安心して進むことができた。
道の脇はほとんどの部分でガードレールもなく、崖下の沢が見えていたりするので、よそ見なんかもっての他、道に動物が飛び出してきて反射的に崖側に避けたりしたら大変なことになるなぁ、と思うと、お尻がヒュルヒュルっとして何とも言えない緊張感がある。
13:53頃 そんなことを思いながら、未だ誰とも遭遇せずに先に進んでいくと、赤っぽい木を大量に積み上げた材木置場が見えてくる。
林道はまさにこういう仕事の人のための道なんだな、と社会勉強。
そしてさらにひた走る。ここまでまだ誰ともすれ違ったりしていない。貸切と喜ぶべきなのか、こういう雨の日は来ちゃダメなのか、微妙だなぁ、と思い始める。
まぁ、それでもここまで来たら進むしかない。そして進んでいくと、十字路のように林道が左右と直進に分かれていて、左右の林道は進入禁止になっているところに到着。
このあたりでは突然晴れてきて暑くなってきた。
ここで早くも若干のウンザリ感を醸しつつある家族の士気を高めるために、車から降ろして記念撮影。ディズニーシーで大行列の末にダーフィーとかいうドデカい熊と写真を撮るよりは、はるかに素晴らしいと思うんだけど、そのテンションの低いことと言ったら・・・
そして、看板にふと目をやって、恥ずかしい大発見。「コウカイザン」じゃなくて「スカイサン」だったぁ・・・wordでも変換でちゃんと出てくるじゃないか。
まぁ、観光協会の作った冊子によると、昔はコウガイザン、と呼ばれていたのが変化してきたらしいから・・・それにしても「スカイ」ってカッコいい名前だ。
そこにはこんな看板もあって間違いなく「栗原川林道」を走っていることを確認。
さて、暑いから車に戻りたいだの、山の風を満喫なんてのんきなこと言ってないでエアコンかけろとか、文句ばかりの従順な家族たちを車に押し込んで、さらに先へ。
運転席から外を眺めると、沢があり、そのうち、きれいな滝のような景色も出てきたりして、目の保養になる。家族よ、よく目を開けてこういうのを見ときなさい。
さらに細い道を進んでいく。オムツは相変わらず、ピントルフックにぶら下がって異臭を放ち続けている。これがあればクマも寄ってこないか?それとも逆効果か?
14:17頃 この頃になってもまだ雨が降ったりやんだりしていて、崖からも水が流れているし、道路にも水たまりがたくさんできている。
14:30頃 晴れた林道を進み続ける。
ここまでで林道に入ってから約1時間。
相変わらず対向車も全く来ないので降りて写真を撮ったりしながら、のんびり進んでいたとはいえ、1時間ぶっ通しで凸凹道を走り続ける経験なんて、私も初めて。
凸凹もボケッと突っ込むと、結構頭が揺れるくらいのものもあるし、それが延々と続いて、最初はワイワイ喜んでた子供も、一人はチャイルドシートで爆睡モードに突入。もう一人は早く旅館で温泉に入ろうを連呼。ナビゲーターまでもが謎の睡魔(本人曰く高山病)に襲われ始めたため、写真撮影もそっちのけで、凸凹の振動と合わさって頭が取れるんじゃないかと思うような見事なコックリコックリを開始。
まだ折り返し地点の皇海山登山道入口にも到達していないのに、一人旅の様相を呈してきてしまった。(続く・・・)
林道体験記はここまで
張り切ってナビゲーター兼カメラマンを配置して、写真をいっぱい取ってきてしまったので、くだらない解説とともに紹介していると、いつになったら終わることやら、という感じになってきてしまった。
ただ、幸い、このあたりでナビゲーターが昇天、写真が少なくなってくるので、次からはなるべく先を急ぎたいと思う。