友人に聞かれたことがある。
昔、セッションで歌を歌っていた時のこと
そんなに好きなアーティストなら
譜面通りに歌いたくないの?
私の答えは
自分の好きなように歌いたい。
もう10年ほど前の話だけれど
今でも、
同じ気持ちです。
自分らしく歌いたい。
確かに基礎は何事も大事なのですが、
優秀な人は山ほどいる。
沢山いるのですが
オリジナリティーを求められる
感性の世界では
同じようなことをしていても
目も当ててくれません。
そこまで考えて
歌っていたわけではないのですが。
でも、
自分なりに歌いたい
大好きな歌だから
自由に歌いたい
そういう思いで歌を歌っていました。
10年経った今でも、
自分なりのカラーでここまで来たように思います。
独特の感性かもしれませんが
迷惑はかけていませんので
自由にさせていただいています。
友人は私とは真逆な人で、
考え方や
価値観もきっと違ったのでしょう。
その後
疎遠になっていきました。
きっと彼女には私がわからないし
私にも彼女の住む世界がわかりません
でも、
今でも
この話を思い出すたび
なんとなく
疎遠になることも
予測できていたなと感じます。
彼女とは
感覚や価値観など違うからこそ
楽しかった部分はあります。
でも
私の環境の変化や私の置かれている状況で
彼女の気持ちに
ゆがみが出てきたようで
少しショックでしたが
それだけのことなのでしょう。
人は変わる
簡単に変わるということを
何度も学ぶうちに
辛さや悲しさがなくなりました。
【このカテゴリーの最新記事】