『日日是好日』
という映画の一シーンに、
お茶のお稽古を習って10年
ベテランの女性が
ある日やってきた高校生が
脈々と才能を伸ばしていく
その際に言われた
師匠からの一言
『あなた10年もお稽古しているんだから
工夫しなさい。』
今、読み終えた本
『女性の品格』
秀吉も草履出しの仕事に
工夫をして
チャンスをつかんだ。
何事もただ行うだけ、
ただ作業するだけなら、ある程度は出来るんです。
大切なのは
その先。
『工夫』
自分の中でしっかり
かみ砕き
立て直し
自分の色に染めて行くんですね。
仕事や趣味やお稽古など
何事も
ある程度は誰でもできる
でも
ある一線からは
自分の工夫が必要なんですね。
ここからは自分の世界を作って行こう
そういう工夫です。
私はある美術の研究所で
美術の短大に行くために勉強していました
受験が終わっても暫く通っていたのですが、
『なぜ受験が終わったのに、自分のカラーの絵を描かないのか?』
と言っておられました。
何事も、
大切なのは
『その先』
その先にあるものを
求めているんですね。
そしてその先は
工夫次第なんです。
あの人は味があるね。
そう言う事なのかもしれません。
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