目を下に向ける。
こう書くと、あまり気分のいい感じは
しないけれど。
私は散歩のとき、
アスファルトの道を
眺めながら歩く。
植込みの下などに
落ち葉や
木の実
誰かがへし折った、木の枝。
それを持ち帰って
自分のデスクに飾り付ける。
簡単なことで
家を彩ることができる。
それと同じことで、
平凡な毎日を、私たちは暮らしているのだけれど、
その平凡な暮らしの彩を
実は簡単なところに隠れているような
気がする。
時折、着る着物や、帯の練習。
何度も読んでいる本を読みふける。
何度も聞いている音楽や、
大切な人のライン。
平凡だけれど
特別。
そういう感覚は絶対に大切にしないといけないと思う。
いつもと一緒。
そこに幸せがある。
大切なことは、気持ちの問題。
落ち葉を拾う。
誰かが折った木の枝を拾う。
そこには気持ちのゆとりがあり、
人によっては、ただのゴミに見えるものを
美しいと感じる
気持ち。
ゆとりがないと見えないものが
見えてくる。
何気ないものを感じ取る力は
日常を幸せにする。
今の私たちに必要なものは、
何かを求めることも大切なのですが
今の自分をみて
どうしたいのか?
幸せになりたい
確かにそう。
どう幸せになりたいのか?
今の自分に足りないもの
何が欲しいのか?
もう少し内観していくと
具体的に
今自分が出来ることが
見えてくると思います。
いま、本当の自分を等身大で
出してみると
何が欲しくて
どうしたいのか?
色々あると思います
お金、愛情、
お金は、働けば手に入ります。
愛情は、自分から愛情をかけて大切にしていけば
手に入りやすいです。
笑顔には笑顔が返っていくような
自分の行いが自分に返ってくるんです。
ですから、
今ないと思われている物は
自分次第で手に入ります
大きな欲望には、大きな力が要ります。
でも
その欲望を叶えるまでに、
自分を鍛えて磨いていかなくてはなりません。
その最初の一歩が
内観です。
自分を見つめ返すことで
自分を理解していくことができます。
大切な作業です。
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