2019年11月19日
AIと心
AIに仕事が奪われる、人間を超える、と言われ、更に感情、意識を持つと言われています。しかし、昔から仕事は機械に替わって来ました。馬車は消え、自動車、電車になりました。野球も、ピッチングマシンが、バッティングの練習に使われます。計算は、電卓になりました。知識を学ぶだけなら、AIソフトが対応し、先生が補助する所もあります。写真はデジタル化で、現像する仕事が不要になりました。
1996年秋、「たまごっち」ブームがありました。画面の中の「たまごっち」と呼ばれるキャラクターに餌を与えたり、糞の掃除をしたり、遊んだりする事で、育てて行きます。その育て方によって、性格が変わります。心を持っているかの反応をするので、生き物の様に感じ、人気が出ました。その後、さらに進化している様です。
またペットロボも色々開発され、人間の相手をしています。しかし、しばらくしたら、飽きるので、さらに進化して行きます。どこまで行っても、生き物のレベルには、なりません。しかし、AI開発者は、「近いうちに、感情を持つ様になる」と言われますから確信があるのでしょう。
もし、AIが、自我を持ち、「疲れた、嬉しい、悲しい、楽しい」などの感情を持つと言う事が、どういう事なのか理解出来ません。疲れたと思えば、自動的に画面が消えたり、嬉しくなったら、勝手に、音が大きくなったら、それはそれで面白いですが、予測不可能の機械は、人間生活を混乱させます。
仕事で使う場合はそんな能力は要りません。また、こういう時は、こういう反応をしろとプログラムをされているのなら、感情を持っている様に見えるだけなのでは?と思えます。
それとも、人間の意志が、量子に影響を与えると言う人もいますので、そういう世界と関わった異次元のレベルのAIが登場するのかも知れませんが。
今までも、技術革新があり、凄い世界に変化すると言われましたが、すぐ慣れてしまいます。
江戸時代の人が今、現れ飛行機を見たら、「巨大な鉄が空を飛んでいる」と、仰天するでしょう。スマホを使えば、情報が空間を飛んで行くのは、信じられないでしょう。
今は、カラーで映像を見るのが当たり前ですが、半世紀前まで白黒の映像でした。囲碁、将棋は、いつAIが人間を超えるか話題になっていましたが、超えたら、棋士はそれを使って研究していますし、ファンは、今も人間が行っている対戦を楽しんでいます。人間は、すぐ変化に慣れてしまいます。
ペットロボに対し、生き物の様に愛着を持ち、話し掛け、対応する事で、癒される人がいます。その人は、ペットロボが故障すれば、修理し、長く付き合います。その人にとっては、ペットロボは、生き物と同じです。こうなれば機械が心を持ったのと同じ効果があります。その意味では、より多くの対応をし、感情を持っているかの様な、多くの対応をするペットロボは、人間の心の癒しになります。
対話型のロボットなら、人間相手の様に、気を遣う事無く、対話出来ます。カウンセリングで対話型のロボが出現すれば、悩む人も気楽に話せますので、医師も楽になります。また学習面も、問題を解いて行けば、その生徒の学力が解り、弱点がどこか分析し、その生徒に合う問題を出し続け、学力を伸ばすソフトがあります。そこに、対話型のAIが登場すれば、人間の先生に教えてもらう状況に近くなります。生徒にとって、心を持っているかの様に見えるでしょう。
人間には見えない、筋肉の動き、心拍数の変化から、その人の内面を読み取り、対話を進めるロボットは期待できそうです。しかし、それは飽くまでプログラムされている範囲で行う事です。人間の心は、自分自身でも、理解出来ない面があります。
AIに心を持たせる研究は、人間の心の奥深さ、不思議さを、知る事になりそうです。
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