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2021年04月07日

経営情報システム 〜ソフトウェアの開発見積手法〜




類推法

過去の類似システムの実績から類推する手法

パラメトリック法

モデル計算式により必要工数を算出する手法
LOC法

画面や帳票の数ではなく、ソースコードの行数(ステップ数)に基づいて開発規模を算出する。LOCは、Line Of Codeの頭文字をとったもので、 SourceのSを付けてSLOCとも呼ばれる。
ファンクション・ポイント法(FP法)

ソフトウェアが持つ機能数や複雑さによって重みづけした点数(ファンクション・ポイント)を付け、その合計点数から開発規模を算出する。

COCOMO(Constructive Cost Model)

プログラムのステップ数に補正係数を掛けて工数を算出する

ボトムアップ法

作業を要素に分解し,要素ごとの工数を積み上げて全体工数を見積もる手法。WBS法、標準タスク法がある。

標準タスク法

開発工程をWBSに分解することによりタスクレベルに落とし込んで開発規模を算出する。

CoBRA法(コブラ:Costestimation, Benchmarking and Risk Assessment)

CoBRAとは、1997年にドイツで発表され、その後、日本国内でも試行・評価が進められている。CoBRAは、熟練者の経験と、過去のプロジェクトデータの両方を利用した見積手法であり、経験豊富なプロジェクト・マネージャ等の見積り熟練者の経験や知識を抽出しそれを変動要因として定義・定量化することで、透明性と説明性の高い見積を行う点に特徴がある。
CoBRA法では、「変動要因の存在しない理想的な状態においては、開発コストは開発規模に比例する」「現実のソフトウェア開発においては、開発コストを増加させる複数の変動要因が存在し、その影響度の総和だけ開発コストが増加する」の仮説に基づいて開発規模を算出する。
CoBRAでは、予算超過確率から見積工数を逆算する観点と、指定した工数を超過する確率を計算する観点から予算超過リスクを分析する。
CoBRAでは、三角分布を用いてコスト変動要因と影響を定量化する。 三角分布とは、様々なコスト変動要因による影響を、最低値、最頻値(モード)、 最大値の3点を使って定義する連続分布である。
COBRAによる見積モデルの構築手順では、 熟練者2~3名に対するアンケートとインタビューから変動要因と工数への影響度を評価し、10件程度の過去プロジェクトの規模および工数の実績データからの見積モデル構築手順を示している。
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