2018年07月07日
自己啓発本にハマっても幸せにはなれない理由
どもっ理想の身体づくりと深層心理を追求するうなじろうです
私は自己啓発本が大好きで以前より色んな自己啓発本を多数読み続けています。
そしてたどり着いた答えがひとつあります。
自己啓発本は私達を幸せにしてはくれない
と言う事。
ちなみに私は今でも自己啓発本が大好きだし、今でもお気に入りの作家さんが新刊を出したら読むし、目新しい自己啓発本が出ていたらすぐ食いつくぐらい自己啓発本が大好きです。
それでも
自己啓発本にハマり過ぎると幸せになれない
本気でそう思っています。
これは自己啓発本と言う物の構造としてどうしようも無いことなんです。
どういう事かと言うと
自己啓発本とはどういうものか
そもそも自己啓発とは,自己を人間としてより高い段階へと上昇させようとする行為です。より高い能力、より大きい成功、より充実した生活、より優れた人格を手に入れるため努力を言うのです。
そして、その方法を知るための本が自己啓発本となる。
向上心の有るとても良い事のように感じます。
自己啓発本はより仕事がスムーズにできるように自分をレベルアップさせるための知識を得たり、より充実した人生を送るためのヒントを得るなど多彩な種類の本が常に供給されている一大分野です。
たった数千円で第一線で活躍している人が長い時間をかけ努力して身に着けた考え方、知恵、方法を学ぶことが出来ます。
自己への投資として最もコストパフォーマンスの良い方法がこの自己啓発本を読む事だと言っても良いと思います。
ですが
この自己啓発本への過度な期待やハマり過ぎには気を付けなくてはいけません。
自己啓発本にハマり過ぎると幸せになれない最大の理由
凄く簡単な理由です。
自己啓発本に求められている情報と言うものは、その読者が自分に足りていないと感じている部分、物、知識です。
つまりその自己啓発本に書いてあるものはアナタが「持ってない物」です。
その持っていない物を得るためにその本から知識を吸収する訳ですが、実際に一冊の本を読んでその本の内容を100%実行する事は不可能だし、100%理解することも不可能です。
結果、100%満足出来ません。
そうすると人はまた違う本を読みます。
一冊読んで80%理解できたとして後の20%の理解を他の本で補おうとするのです。
ただ、困ったことに違う本に書いてある内容は全て同じではないし、その違う本の内容も100%は理解できない。
結果として
どんどん自分では理解できない部分、実行できない事が増えて行きます。
足りてない自分、努力しきれない自分、ダメな自分が浮き彫りになっていきます。
より知識を得て自分を成長させていけば幸せになれると思っていたのに・・・
やればやるほど完璧とは程遠い自分が見えてきて辛くなる一方になる。
確かに効率的な勉強方法や仕事の方法を教えてくれる、より成功するために必要な知識もくれる、優れた人格を手に入れるための情報が満載です。
でも、
読めば読むほど自分への枷が増えていきます。
読めば読むほど自分の足りてない部分が浮き彫りにされてしまいます。
「あ、コレもできてない、アレもできてない」って自分をドンドン追い詰めて罪悪感を抱く原因となってしまうのです。
これは自己啓発本の構造そのものがそういうものだから仕方がないのことなんです。
読者の抱える問題点を暴きその解決策を提示するための物だから仕方がない
そもそも幸せとは
そもそも幸せとは何かと言う哲学的なテーマになってしまうのですが
あくまで私の見解ですが
幸せとは気が付くものです
過去、未来、現在の全てを受け入れて納得する事です。
納得できた時に気が付くんです。
「ああ、自分は自分が望んだ通りの人生を歩めているし既に今幸せだと」
足りていない物ではなく、今すでに自分が持っている物に対して感謝出来るようになることを「幸せ」と呼ぶのです。
だからぶっちゃけた話
幸せになりたいだけの人は自己啓発なんてものは必要無かったりする
気が付くだけで良いから
より高い段階なんて目指さなくても良い、今の成功に気が付いたらそれ以上は本当は無くても良い、実は今充実していることに気が付くだけで良いからもっと充実しいる状況なんて本当は必要ない。
なんなら
ダメな自分で良いし、他人が認めてくれるような成功なんてしてなくても良い
そのままでいい
なら自己啓発本をなぜ読むのか
単純に楽しいからです。
今のままでも良いけれど、できる事が増えたら楽しいですよね。
新しい知識に触れるのは楽しいことです。
成長とは楽しいものです。
○○が出来ないから出来るようにならなくてはいけない
と言う恐怖に基づく心理ではなく
単純に知識欲求として楽しいから読む
知識欲求や成長欲求と言うのは人が持つ根源的な欲求でありポジティブなものです。
その本に書いてあることが100%実行できなくても良いし、その本に書いてあることと真逆の人間であってもいいんです。我々はもっと適当で良いし、完璧でなくても良い。
そう言うスタンスでいる事が出来れば自己啓発本を読んでも自分を責めるような事にはならなくなります。
良いとこどりできるようになる(笑)
つまり最初から自分が既に幸せであることを知っている人なら恐れに流されないで情報だけを得る事が出来るようになるんです。
まぁ、こんな事書いておきながら私はまだ流されがちですけどね(笑)
気が付いてはいても自己啓発本を読んでいると自分の生活でアレもコレも「やらなくちゃ」っという気持ちになります。
本当はアレもコレも「やってみたい」が良いと思います。そして続かなくてもできなくてもしょうがないという感覚でいれる人が一番強いのではないでしょうか。
以上が私の気が付いた自己啓発本にハマり過ぎてはいけない理由でした。
とか言いつつ幸せに気が付く方法を学んだのは自己啓発本なんですけどね(笑)
これとか
これとか
気楽に読めるから良かったのかも知れないですね(笑)
では(´∀`*)ノシ バイバイ
タグ:人の深層心理を考える
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