Beale Street Blues Boy / B.B King: 音楽喫茶徒然珈琲

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2015年05月16日

Beale Street Blues Boy / B.B King

音楽喫茶徒然珈琲のタイトルにあるGuitarの写真。
そのピックアップの部分やヘッド、ボディの部分には「ＢＢ」「ＫＩＮＧ」と書かれています。
実はこのブログを始めるときに偉大なギタリストの一人であるB.B Kingの使っているGuitar「Lucille」の写真を拝借しました。

ブルースギタリストでありながら、ジャンルを飛び越え世代を飛び越え多くのミュージシャンに影響を与え、また多くのファン（まさしく世界中の！）から愛されているB.B Kingのギター写真が恰好よく、このブログもそうありたいと思い使わさせていただきました。

これはB.B Kingの愛機Gibson B.B. King 80th Birthday Lucille (Prototype 1)
なのだそうです。名前はLucille（ルシール）。

この名前も由来があり
「自らのギターにルシールと名づけている。その由来は、1950年代に遡る。キングがアーカンソー州トゥイストのクラブに出演した際、二人の男性が喧嘩を始めた。彼らは暖房を倒し燃料がこぼれて引火、クラブは大火事となってしまった。
キングと観客は外に避難したが、外に出てからキングは愛用のアコースティック・ギターをクラブに忘れてきてしまった事を思い出し、自らの命の危険を省みずに火の燃え盛る建物に戻り、ギターを救い出した。
翌日、キングは火事を起こした男性たちが「ルシール」という女性をめぐって争っていた事を知った。女性をめぐって争うような馬鹿なことを二度としないようにと以後彼のギターに「ルシール」という名をつけたのだという」Wikipedia参照

BB Kingの初期代表曲の一つ「3 O'Clock Blues」

数多くの曲を生み出している彼は、数多くのミュージシャンとの共演もしています。
ライブ映像では誰もが敬意を表してB.B Kingをステージへ招きます。
もうすでに実現不可能な3人のレアな映像
Stevie Ray Vaughan, B B King & Albert Collins

きっと今頃はこの動画の先に逝った二人に「久しぶりに3人で音出そうぜ！」なんて言っているのかもしれません。

そして、同じく泣きのブルースチョーキングGary Mooreとの共演。GaryとしてもB.B Kingの前ではその大きな懐に飛びこんでいつになく楽しげに弾いているかのよう。

この共演も今となっては二人ともいませんから......。

Garyとも「よぉ！久しぶり！」なんて言っているのかな。

89歳で新たな旅に出て行ったBeale Street Blues Boy / B.B King　ご冥福をお祈りします。