2018年09月27日
社会科学について4
こんばんは、つーみなです。
今日も公務員試験における社会科学の教科の問題を一例として挙げますので解いてみてください。
今日もあくまで政治という分野ですが、国際関係や時事にも絡んでくる問題です。
公務員試験の傾向を知る上で、大事なところですので、丁寧に学びましょう。
問題
国際連合に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。
1. 総会では、加盟各国がその人口に応じた数の投票権を行使する。
2. 事務総長は、安全保障理事会の決定に対して拒否権を行使することができる。
3. 国際司法裁判所に紛争の解決を付託する場合、関係する両国の要請が必要とされる。
4. 国連難民高等弁務官事務所は、PKO(平和維持活動)を指揮する権限を持つ。
5. 国際社会で NGO(非政府機関)の果たす役割は大きくなっているが、NGO が総会などの会議に参加したことはない。
解説
1. 総会では加盟各国が平等に扱われ、各1票を行使する。
2. 拒否権は、安全保障理事会において常任理事国が行使するものである。すなわち、同理事会において、アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国のうち1か国でも反対した案件は、そのまま廃案とされる。
3. 正しい。国際司法裁判所には強制管轄権がないため、裁判は関係各国が同意した場合にのみ開始される。国内裁判所の場合には、当事者の一方からの訴えによって裁判が開始されるため、この点で両者は大きく異なっている。
4. PKO を指揮するのは国連事務総長である。これに対して、国連難民高等弁務官事務所は難民の救済活動を担当している。
5. NGO は総会や経済社会理事会において発言を求められることも多く、大きな役割を果たしている。
正答:3
※実務教育出版ホームページ参照
解けましたでしょうか?
皆さんが察しているとおり、知っているか知っていないかで点が取れるかどうかが決まります。
このような知識が問われる問題は暗記していれば終わりの話なので、必ず落とさないようにしてください。
それでは、今回は終わりたいと思います。
次回も問題を出題したいと思いますのでお楽しみに。
ありがとうございました。
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