2022年02月12日
引っ越しの適正価格は?営業マンとの攻防が笑えなかった理由
こんにちは。satomiです。
前回は、無事に契約を済ませたところまでは書きました。
そして、順調に行けば、来月の前半には引っ越す予定になっています。
まだ工事が済んでいない部分もあり、はっきりとした引っ越しの日程が決まるのはもう少し先になりそうですが。
しかしとりあえず見積もりを取ろうということで、引っ越し業者の営業が我が家にやってきました。
近距離の引っ越しにはいくらかかるのか?
その人は某有名引っ越し業者の営業マンだけあり、とても丁寧な対応でしたが、私はなんとも言えない
「好きではない」
という感情を第一印象で持っていました。
言葉では説明しづらいのですが、言葉を発するテンポとか、選ぶ言葉とか、表情とかもろもろのものが、私の中の好き嫌いをより分けるレーダーに反応してしまったようです。
しかし営業マンの好き嫌いは引っ越しとはあまり関係がありません。
要はサービスの内容や見積金額などが私たちが思う「適正」に当てはまるかどうかです。
一通り家の中の荷物をチェックして、日付や時間などを決めて、彼がはじき出した金額は30万円を超えていました。
「ここから〇〇さんのご紹介ということでお値引きさせていただいて…27万円でいかがでしょう」
引っ越しの相場って分かりにくいですが、私たちが5年前近所の団地からこの団地に引っ越した際は確か10万円を切っていました。
時期は同じ3月の上旬です。
もちろん5年も経っているし、人件費や燃料費なども値上がりしているでしょう。
引っ越し金額が上がっていて当然ですが、それにしてもちょっと高いのではないかと思っていたら。
ピーンポーン
お昼ご飯のデリバリーを頼んでいたファミレスの配達員がやってきました。
夫が応対に出ている間に、私は前回の引っ越しはこれの半額以下だった旨を伝え、これでは即決はできないと伝えました。
後から夫が言っていましたが、お弁当を受け取ってリビングルームに戻ってきたとき、その場の雰囲気はガラリと変わっていたそうです。
デリバリーが配達先を間違える?
「では25万円でどうですか」
営業マンはひるむことなく、ぐいぐい押してきて、夫が
「最初のお電話でお話しした通り、数社比較したいので合い見積もりを取ってからお返事します」
と言っても、なかなか帰る様子はありません。
「では、逆においくらなら契約していただけますか」
その相場を知るためにも、他社の見積もりも見てみたいんですけど。
私と夫とで何度もそう伝えるのに、全然引き下がらず、ちょっと怖い感じさえ漂ってきました。
すると、家の電話が鳴り夫が受話器を取ると、さっきお弁当を配達してきたファミレスからです。
内容は、別の家に配達するはずのお弁当をうちに届けてしまったというもの。
うちが気づかなかったのは、来客中だったため、お弁当を袋に入ったまま台所に置いていたから。
うちに届けるはずだったお弁当を受け取った人が、ビックリしてファミレスに連絡したので発覚したようです。
すぐ取り換えに来ることになりましたが、目の前には帰る様子を見せない営業マン。
上司と掛け合ってもう少し安くなるかもしれないとか、合い見積もりはどこで取るつもりかとか、早く決めないと日にちの約束ができないとか。
なんだかんだと契約させようとするのですが、その時点では私も夫もまったく契約する意思はなかったので、どうやってお引き取り願おうかということばかり考えていました。
ピーンポーン
さっきのデリバリーがやってきて、また夫が玄関に行きました。
しかし注文通りのお弁当を受け取るだけのはずなのに、玄関から話し声が聞こえてきてなかなか戻ってきません。
夫が玄関で応対している間、営業マンは上司に電話をかけ、何やら相談しています。
5分ほど経ったでしょうか、夫が戻ってきましたが手にはお弁当はありません。
夫の説明では、ファミレスの配達員は、別の家に誤って配達したうちのお弁当をそのまま持ってきて渡そうとしたそうです。
夫は、食べ物のことなので一度誰かの手に渡ったお弁当をこのまま受け取るのは心配だということを伝えたら、配達員は納得してくれました。
「おっしゃる通りです。少々お待ちください」
その人はスマホを取り出しファミレスに連絡しようとしたようです。
しかし緊張のためか、もともとそういう人なのかモタモタしてなかなか電話一つかけられず、オロオロした挙句に最終的にはファミレスの方から電話がかかってきました。
「すぐに作り直して、また持ってまいります」
ということで、その配達員はいったん帰って行きました。
一変した営業マンの態度
そして営業マンもほどなく電話を終えました。
すると、なんだか電話をする前と態度や雰囲気がまったく違っています。
おもむろにモバイルプリンターを取り出し、自分がさっき算出した見積書を印刷し始めました。
「では、お見積書を置いておきますね。ご予約が引っ越しの間際になっても〇〇さんからのご紹介ですのでトラックは用意できます。どうかご安心ください。」
なんだか拍子抜けするほど、あっさり帰り支度を始めました。
さっきの電話で上司から何か指示を仰いだのでしょうが、この豹変ぶりには唖然です。
同時に、ようやく帰ってくれるかと思うと、ホッとしました。
その時、時刻は午後2時を回ったところ。
営業マンが到着したのが12時過ぎだったので、2時間たっぷり居座られたわけです。
見積もりなんて30分程度だろうと思って、お弁当を1時に予約しておいたのですが、2時を過ぎても私たちはまだお昼ご飯にありつけないでいました。
そして思い出したころに
ピーンポーン
今度は私が玄関に出たら、配達員も女性に代わっていました。
何度も何度も頭を下げお弁当を置いて帰って行きましたが、私たちはさっきの営業マンのおかげで心から疲弊していたので、怒りの感情もわきません。
そして、ぼーっとしながら熱いお茶を入れ、二人で遅い昼食を済ませたのでした。
※毎日作るお弁当を話題にしたブログ「【高校生の息子に作るお弁当】マンネリ化を防ぐには?」もよろしくお願いいたします。
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タグ:見積もり
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