2019年05月16日
Tシャツの黄ばみ対策!
Tはなぜ黄ばみが出る?
Tシャツをずっと白くする方法
きれいに洗い上げたはずのTシャツに、黄ばみを発見したことはないだろうか。毎回必ず洗濯し、汚れはしっかり落としているのに、なぜか襟や脇部分にシミができていることがある。
しかも、Tシャツ全体をもうっすら黄ばんでいたとしたら、ショックは2倍だろう。今回は、黄ばみの原因と落とし方について詳しく調べ、Tシャツと長く付き合っていくための方法を解説していく。
黄ばみの原因はズバリ「汚れ」だ。
汗に含まれる皮脂やはがれ落ちた角質が繊維の奥に入り込み、空気に触れて酸化すると、あのような黄色いシミができる。
普通の洗濯方法では、Tシャツの汚れを100%除去するのは難しく、2割程度は繊維に残ったままになる。
吸収性の高い綿や麻ほど汚れが繊維の内部にまで入り込むため、黄ばみの原因が残りやすく、化学繊維には残りにくい。
また、クリーニングに出したTシャツにも黄ばみが出る場合があるので要注意だ。
石油系の洗剤で洗うドライクリーニングは油汚れには強いが、角質の成分である水溶性のたんぱく質汚れには弱い。
そのため、クリーニングに出したとしても、時間の経過とともに繊維に残った水溶性の汚れと酸素が化学反応を起こすことが原因で黄変することとなる。
黄ばみの取り方のコツ
洗剤選び、つけ置きにある
洗濯3回につき1度のペースでつけ置き洗いをすれば、汚れの蓄積を防ぎ、ついてしまった黄ばみを落とすことが可能
Tシャツの黄ばみの取り方
1.木綿のTシャツの汚れを落とす場合は、50度ぐらいのお湯を使う、10Lのお湯を用意
2.汗の汚れは酸性なので、洗剤はアルカリ性のものを使用
(中性液体→弱アルカリ液体→弱アルカリ粉末の順番で洗浄力が強くなっていく)
黄ばみの取り方としては弱アルカリ粉末洗剤と粉末の酸素系漂白剤の組み合わせがベスト
3.それぞれの洗剤を40gずつお湯に溶かし、その中にTシャツをつける
(時間は30分、汚れがひどい場合は1時間に延長)
4.つけ置き後は、洗濯機で通常通り洗えばOK
黄ばみが強い場合は、過炭酸ナトリウム(粉末の酸素系)の漂白剤を使う
Tシャツの黄ばみ防止策
黄ばみ汚れは、時間が経過するほど落ちにくく、10日以上経つと落とすのが困難
(汗を吸ったTシャツは、すぐに洗濯するか、水につけて酸化を防止)
温度が高いほど黄ばみの進行が高まる
(夏場は小まめにクリーニングに出す)
汗汚れも落とせるウェットクリーニングを行っているお店にお願いする
ウェットクリーニングは特殊な技術を必要とするため、請け負ってくれる店が少なく、追加料金がかかるが、大切なTシャツを黄ばませないためにも試す価値はあり
長期間Tシャツを保管する前する事
汚れが残っていると保管中に徐々に化学反応が進んでしまうので、黄ばみを防止するために漂白剤で汚れをゼロにしてから、保管する
黄ばみの原因物質の中で、黄変にもっとも関係があるのはたんぱく質で、脂質はその変化を強める働きがある
入浴のたびに体をしっかり洗い、たんぱく質の角質を残さないようにする
Tシャツの黄ばみ落としは
汚れに早く気づき、どれだけスピーディーに対処できるかがカギ
黄ばみは、濡れた状態のTシャツを日光に当てたときが一番目立つ、洗濯ものを外干しするときには必ず黄ばみがないか確認し、襟や脇の縫い目にもよく目を凝らす
部屋干しの場合もときどき光にかざしてチェックする
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