2017年07月28日
良性嚢胞
7月になってすぐの金曜日、左の乳房にしこりを見つけた。
触ってみると1cm位の小豆大。
不安になり、娘に触ってもらった。
「これ・・・しこりやん。すぐ病院で診てもらいなよ」
「う・・・ん、そうだねぇ・・・」
娘と私で代わる代わる触ってしまった。
すると刺激を与えすぎたのだろう、ズキズキと痛み始めた。
なんとか寝ようと思ったが痛くて眠れない。
試しに保冷剤で冷やしてみたが痛みは引かない。
眠れない夜は長い。
痛みの中で、最悪のことばかりが頭をよぎる。
これって・・・やっぱり・・・アレ、なのかな・・・。
翌日の朝、近くの総合病院の乳腺外科に電話した。
今日でも診てほしかったが、最短でも月曜日になるという。
それでもありがたいので、予約した。
土曜、日曜と不安な気持ちで過ごした。
ただ、ひとつだけ心の中に思いがあった。
「この半年、私の体内に糖質は余ってはいない。」
糖質、というかブドウ糖ががんの唯一のエサだと言われている。
例えば、がんをみつける検査である「PET検査」は、
がん細胞が正常細胞に比べて3〜8倍のブドウ糖を取り込むという性質を利用して体中のがん細胞に目印を付け、がん細胞を探すのだそうだ。
また、近年糖尿病患者にがん患者が多いことも知られている。
そのメカニズムはまだ完全には解明されていないそうだが、
インスリンは細胞を成長させ増殖させるホルモンであることから、インスリンが頻繁に分泌されるとがん細胞をも成長・増殖させてしまうのではないかと考えられているそうだ。
どちらにせよ、糖質が体内でダブついていなければがんリスクは下がるとも考えられるのだ。
もちろん、所謂「高血糖の記憶」と言われる、糖質制限を始める前に何らかの病変が始まっていて糖質制限スタート後に発病してしまう現象は、ありうる。
しかも私の場合、まだスタートしてたった半年しか経っていないのだから、何が起きてもおかしくはない。
月曜日が来た。
触診で、しこりを確認され、マンモグラフィと超音波検査。
結果は「良性嚢胞」とのことだった。
万一のことを考え気が張り詰めていたので、おもわず涙ぐんでしまった。
がんリスクを少しでも下げるために、これからも糖質制限に取り組んでいきたいと思いを新たにした出来事だった。
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